「何気なく撮ったら、ご飯に混ぜた錠剤をしれっと残してるのがしっかり写ってて笑った」
そんなコメントが添えられた写真に写っているのは、キャットタワーの上でこちらをじっと見つめる元保護猫の「はちた」くん(4歳・男の子)。その下には、自動給餌器が置かれています。
ふとお皿に目をやるとーー。何やらぽつんと白い粒が。どうやらこの1粒のお薬を上手によけて、ドライフードを食べ終えたようです。
当のはちたくんは、そんなことはまったく気にしていない様子。これには飼い主さんも思わず、「薬? 飲みましたが? の顔すなっ」とツッコミを入れてしまったようです。
一点の曇りもない眼差しで飼い主さんを見つめるはちたくんの表情とあいまって、微笑ましくも頭を抱えてしまいそうになるこの光景。このあと、どうなったのでしょうか。
くつろぎタイムにパシャリ! 拡大して見ると…
はちたくんと暮らす飼い主さん(@catsEYEeclipse)によると、この日は投薬を始めて4日目くらいだったといいます。
「前日までは、ごはんに混ぜるとそのまま食べてくれていたんです。ところが、この日から急に薬だけより分けて残すようにーー。『何か混ぜられてるな』と気づいたんでしょうね」
投稿した写真を撮影したとき、薬が残っていることにはまったく気づいていなかった飼い主さん。ごはんを食べ終えてくつろいでいるはちたくんを撮影し、「かわいい写真が撮れたな」と喜んでいたそうです。
「ところが、写真を拡大して見ていたら、お皿に薬が残っていたんです。動かぬ証拠が写っていて笑ってしまいました」
続く投稿で、飼い主さんは「おやつに混ぜてちゃんと飲ませました」と報告。この日も無事に、お薬を飲んでもらうことができました。
保護されたはちたくんを家族にーーあたたかく見守る日々
はちたくんは、普段とても警戒心が強く、「超ビビり」なのだそう。そのため、お薬にもある瞬間に気づいたのではないかと、飼い主さんは語ります。
「ただ最初の数日は気づかないままご飯を完食していたので、ちょっと抜けているところがあるのかも。そんなところもかわいいですね」
白黒のハチワレ柄と、お鼻の黒ブチが愛らしいはちたくん。飼い主さんと出会うまでは、紆余曲折がありました。
保護主さんからもらった、お迎え前のはちたくんの写真を眺めながら、飼い主さんは胸が熱くなることもあるようです。
「当初は、私以外にはまったく心を開いてくれませんでした。最近になってようやく、たまに遊びに来る親族の手からおやつを食べるように。少しずつ人間に慣れてくれています」
そんな姿を見ながら「おとなになったんだな」と感じることもあるといいますが、初対面の人はまだ苦手。飼い主さんは焦らず、はちたくんのペースを大切にしながら見守っています。
Xでは、はちたくんがゴロンと寝そべっておててのお手入れをしたり、瞳を輝かせながらニャルソックをしたり、のびのびと暮らす様子を公開中。少しずつ安心できる場所を広げながら、今日もはちたくんらしい穏やかな時間が流れています。