「わしは猫嫌いなんや! 猫は無理や!」
そう言っていたおじいちゃんが、今では愛猫に「ポポチャーン! ダイスキ!」――。
そんな“激変”ぶりを記した投稿がThreadsで話題です。6.4万件を超える“いいね”が寄せられ、「おじいちゃん幸せそう」「ツンデレどころかデレしかない」「動物って人を変えますよね」「猫ってほんと沼なのですよ」など大反響を呼んでいます。
投稿したのは、Threadsユーザー・Nanaさん(@na.___.gram)。一緒に暮らす愛猫・「ぽぽ」ちゃん(2歳・女の子)と、おじいちゃんとの微笑ましい日常について話を聞きました。
ケージの隅で固まっていた、ぽぽちゃんとの出会い
飼い主さんにとって猫を迎えるのは初めて。ぽぽちゃんに心引かれたのには、いくつか理由があったそうです。
元気に走り回る子猫たちの中で、ぽぽちゃんだけはケージの隅でじっと固まっていました。
さらに、ほかの子猫にパンチされてもやり返さず、されるがまま。その姿を見て、Nanaさんは「この子は早めにここから出してあげないと」と感じたといいます。
また、少し内向的で人見知りな家族の雰囲気とも似ているように感じ、「相性が良さそう」と思ったことも、お迎えを決めた理由のひとつだったそうです。
「かわいいのは小さいうちだけや!」と言っていた祖父
そんなぽぽちゃんとの暮らしを前に、おじいちゃんは当初、「わしは猫嫌いなんや! 猫は無理や!」と話していたそう。
ところが、家にやってきた子猫時代のぽぽちゃんを見た瞬間、想像以上のかわいさだったのか、驚いた顔でケージに向かって手を振っていたのだとか。ただ、その後しばらくは、「かわいいのは小さいうちだけや」と、そっけない様子だったといいたす。
そうして、ぽぽちゃんが1歳を迎え、すっかり成長すると変化がありました。
「大きなったなぁ、ぽぽ」
そう話しかけながらおやつをあげるようになり、Nanaさんが「かわいいのは小さいうちだけじゃないの?」と聞くと――。
「そんなことわしが言うわけない、ぽぽはこんなにかわいいのに!」
おじいちゃんは、すっかりぽぽちゃんにメロメロになっていたのです。
毎晩続く「おやすみ、ぽぽちゃん」
現在、おじいちゃんはぽぽちゃんと同居中。主にブラッシングを担当しています。ただ、ぽぽちゃんの反応は少しクールなのだとか。
「祖父は一生懸命かまおうとするのですが、ぽぽちゃんは基本的に塩対応です。捕まらないように、早足で祖父の近くを通り過ぎることもあります」
それでも、おじいちゃんの愛情は止まりません。毎晩寝る前になると、「ぽぽちゃん、わしは寝るわ。おやすみ、ぽぽちゃん。ぽぽちゃーん! おやすみ!」と手を振りながら話しかけるのが日課に。しかも、それを5回ほど繰り返してから寝室へ向かうのだそうです。
一方のぽぽちゃんは、その様子を大抵“真顔”でじっと見つめているのだとか。何ともいえない温度差に、思わず笑みがこぼれます。
クールだけど、なんだかんだ祖父が好き?
ぽぽちゃんの性格を一言で表すなら、「観察好きのクールビューティー」。
来客やインターホンに驚くこともない社交的なタイプですが、普段から甘えん坊というわけではなく、頭突きやスリスリをすることも少ないそう。人間の視界に入る位置で、じっと見つめていることが多いといいます。
また、とてもおおらかで、攻撃や威嚇をすることはありません。不満があるときだけ、「ンッンー」「ピャー!」と高い声で鳴くのだとか。そんなぽぽちゃんですが、実はおじいちゃんのことを、なんだかんだ好きなのでは――と感じる場面もあるそうです。
「祖父がいないときは祖父の椅子に座り、帰宅時には近くへ寄っていき、食事中はそばに座ることも。なんだかんだ祖父のことは好きなんだと思います」
一方のおじいちゃん本人は、今でも「わしは猫が好きなわけじゃなく、ぽぽだけが好きなんや」と言っているそうです。ただ、Nanaさんによると、おじいちゃんが一人で家にいるとき、こっそり猫の特集番組を見ていたこともあるのだとか。
さらに、保護猫や譲渡会について「これはどういう仕組みや?」と関心を示すこともあるそうで、おじいちゃんは、いつのまにか立派な猫好きにーー。
ぽぽちゃんとおじいちゃん、ふたりの絆はこれからも深まっていくことでしょう。