醍醐中(京都市伏見区)が30年以上取り組む関西盲導犬協会(亀岡市)への寄付の総額が昨年、2匹分の育成費にあたる600万円を超えた。同協会は「長期間、寄付を続けてもらえてありがたい」と感謝する。
寄付活動は1994年に始まった。家庭から集めた空き缶を換金し、盲導犬の育成費として毎年、同協会へ贈っている。育成費は1匹あたり300万円だが、同中の寄付総額は昨年時点で618万8582円になった。
同中で毎年恒例の育成費贈呈式が2月25日にあり、同協会職員久保ますみさんと盲導犬ユーザー森永佳恵さんが生徒代表から目録を受け取った。
今回は2024年11月~25年10月分として2万8725円を提供し、生徒代表は「寄付が盲導犬を必要とする人たちの力に少しでもなればうれしい」とあいさつした。
贈呈後、久保さんと森永さんによる講演もあった。森永さんは盲導犬の重要性に触れ「ある日、鼻歌を歌いながら歩いている自分に気づいた。目が見えないことを忘れられるような、本当に大切な大切な宝物」と語った。