「どゆこと???」
そんな驚きを隠せない声とともに投稿されたアオサギの写真が話題を呼んでいます。写っているのは、空高く翼を広げて飛ぶアオサギの姿を捉えた一枚。よく見ると、アオサギの前に木の枝が浮いているように見え、まるで「魔法を使って枝を浮かせている」かのような、不思議でシュールな光景となっています。一方、当のアオサギはいたって通常の様子。体勢を崩すことなく、しっかりと前方へ飛んでいます。
アオサギは、日本で繁殖するサギの仲間の中で最も大きく、全長は90〜95cmほど。灰色の羽に長い首と足を持つサギ科の野鳥です。主に春から夏にかけて繁殖期を迎え、オスとメスが協力して水辺近くの林に枝を運び、巣を作ります。ヒナの成長に合わせて枝を積み増すため、枝を頻繁に運ぶ姿が見られます。
この投稿には8000件を超える“いいね”が寄せられました。リプライには、「右翼に枝が引っかかっているのでは」と早々に真相を見抜く声のほか、「巣作りの材料なのかも」といった繁殖期を示唆するコメントも寄せられています。アオサギが木の枝や枯れ草を組み合わせて皿状の巣を作る最中だったのではないか、という見方も広がりました。
今回の投稿について、Xユーザー・しうぽーにゅさん(@kazantotaki)にお話を伺いました。
「なんじゃこりゃ?」 帰宅後に気づいた“アオサギマジック”
ーー撮影時の状況を教えてください。
「近所の公園の池で早朝に撮影しました。野鳥の声を聞きながら考え事をしていたところ、アオサギが珍しくまっすぐこちらに飛んできたので、思わずシャッターを切りました」
ーーこの光景を見た感想は?
「実は、撮影したときは枝が浮いていることに気づいていなかったんです。家に帰って写真を確認したときに、『なんじゃこりゃあ……』となりました」
ーーこのあと、どうなったか教えてください。
「背後の木の上の方にとまり、ガーガーと鳴いていました」
ーー投稿が大きな反響を呼びましたね。
「枝が羽に引っかかっているというコメントを見て、ようやく『あ、本当だ』と気づきました。理由が分かってすっきりしました。眉毛のように見える部分など、表情のおもしろさに注目している人も多かったようです。じっと見ていると愛嬌があり、じわじわと面白さが込み上げてきますね(笑)」
リプライには、そのユーモラスで不思議な姿に魅了された声が寄せられています。
「浮いている……?」
「繁殖シーズンですね」
「巣作りの材料なのかも!」
「右翼の羽に枝挟んでる?」
「真顔で飛んでるのがジワる」
「これは詐欺ではなくホンモノ」
「サギ師じゃなくて手品師でしたか」
「とんだサギ写真ですな(飛んでるサギの写真)」
「騙されちゃダメですよ。これは新手のサギですよ」
「自分の脳のバグかと思ったらアオサギマジックでした」