お笑い芸人の藤井隆さん、タレントの井上咲楽さんが司会を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系「新婚さんいらっしゃい!」(毎週日曜、午後0時55分~)の4月12日放送回は、長野県諏訪市に暮らす新婚夫婦が登場します。日本とロシアに引き裂かれた恋、10年越しの再会、そして「見返してやる」という執念で世界一にまで上りつめた妻――まるでドラマのようなラブストーリーが明かされます。妻は世界大会で優勝した“世界一美しい妻”。一方の夫も、ロシアの国立バレエ団に所属していた元プロバレエダンサーという、ただものではない2人です。
スタッフが訪ねたのは、夫が営むバレエスタジオです。夫はバレエ歴27年の元プロバレエダンサーで、現在は子どもから大人まで約50人の生徒を指導しています。高校卒業後に単身ロシアへ渡り、専門学校に留学したのち、ロシア国立アストラハン歌劇場バレエ団に所属していました。当時は団員の中で唯一の日本人男性だったといいます。さらに、プーチン大統領の前で踊りを披露した経験まであるというから、その華麗すぎる経歴にも驚かされます。
一方の妻は、2020年にミスコン日本大会でトップ10入りを果たし、2023年には日本代表としてミセスコンテスト世界大会に出場しました。世界各国の代表50人の中から見事チャンピオンに輝いています。ドレスやティアラ、サッシュなど思い出の品々は100点以上も大切に保管されていました。
そんな2人の出会いは15年前、高校生の頃です。夏の間だけ開かれる野外バレエに、妻がお手伝い感覚で遊びに行き、夫と出会いました。話すうちに距離が縮まり、やがて交際へと発展します。何も言わずにお姫様抱っこで階段を駆け下り、一緒に夕日を見る――そんな少女漫画のようなデートを重ね、妻にとっては「毎日キュンキュンしない日がなかった」ほどの大恋愛だったといいます。
さらに妻は、その頃の思い出の品を今でも大切に保管していました。夫のバレエ公演を観に行ったときのチケットや、一緒に観た映画の半券、さらには“若気の至り”全開の品々も残されていました。夫の上裸ショットに加え、夫がバックハグで胸に手を回し、妻が目を閉じているプリクラまで登場し、MC陣も大いに盛り上がりました。
しかし、その幸せは長くは続きませんでした。夫は高校卒業後、ロシアへのバレエ留学が決定します。遠距離恋愛が始まり、妻は「1年で帰ってくるから、待っていてほしい」という言葉を信じて送り出しました。ところが1年後、夫はロシアでオーディションに合格し、そのまま現地でプロとして活動することになります。「日本には帰れない」と告げられた妻は納得できず、泣きながら何度も“鬼電”をかけました。「私が待っていたこの1年は何だったのか」と思いをぶつけましたが、最終的には夫のほうから別れを切り出されてしまいます。
大好きだった相手に振られ、妻は1年ほど失恋を引きずりました。しかしやがて「いつかどこかで会ったとき、絶対に綺麗になったと言わせたい」と誓い、美容に目覚めます。美容本を読み、ネットで“美しさとは何か”を調べ、洗顔、保湿、日焼け止め、ストレッチ、1日2リットルの水と、とにかくストイックに自分を磨き続けました。その悔しさが、やがてミスコンとの出会い、そして“世界一”という結果へとつながっていきます。
一方の夫は、その間ロシアでバレエ一筋の生活を送っていたかと思いきや、スタジオではロシア人女性との恋もあったことをあっさり告白します。その率直さにスタジオからは笑いも起きました。日本とロシアで別々の道を歩むこと10年。そんな2人の運命が再び動き出したきっかけは、妻の母のひと言でした。ロシアのニュースを見ていた際、「高校生のときに付き合っていた人、生きているかな?」と言われた妻は、Instagramで夫の名前を検索します。勇気を出してDMを送ると、ちょうど夫も日本に帰国していた時期で、「会ってみよう」という流れになりました。
妻にとっては、ついに見返すチャンスの到来でした。歯のホワイトニング、ネイル、美容院と、できることをすべて整えて再会に臨みます。そして実際に会った夫からは、「綺麗になったね」と声をかけられ、妻は内心で「勝った」とガッツポーズを決めました。ところがその後に撮られた記念写真では、なぜかGUで妻が夫にぴったり寄り添い、見返すどころか嬉しさあふれる1枚となっていました。
その後は連絡を取り合うようになり、ある日、夫のほうから「もう一度しっかり付き合おう」と告白します。妻は「人生で一番泣かされた男なので、一番幸せにしてもらわないと」と応じ、10年越しの復縁が実を結びました。2023年8月、2人は結婚に至っています。
結婚後は、夫婦そろってミスター&ミセスコンテストの世界大会にも出場しました。夫は世界5位、妻は優勝を果たし、“世界一美しい夫婦”として注目を集めています。さらに新婚生活では、妻が憧れていた“バレエのリフト”にも挑戦しました。最初はタイミングが合わず笑い合いながらも、最後は見事に成功させる姿が印象的でした。