tl_bnr_land

売れ残りの子猫 誰にも甘えられず、ぼっちの日々→テレビで紹介されるほどの大ジャンプ猫に

渡辺 晴子 渡辺 晴子

「売れ残りと言われていました」…そんな一言とともに紹介されたのは、ペルシャ猫のぷんちゃん。現在は“ヒヤヒヤするほどヤンチャ”だというその姿に、多くの反響が寄せられています。

投稿したのは、ぷんちゃんの飼い主さん(@punchan_0510)。Instagramに投稿されたエピソードには、「とっても幸せそう」「優しい家族と出会えてよかった」といった声のほか、「うちの子も売れ残りでした」といった共感のコメントも数多く集まりました。

「売れ残り」と言われた子猫との出会い

飼い主さんがペットショップを訪れたきっかけは、「日々の生活の中で癒しが欲しい」と思ったことでした。そこで出会ったのが、当時生後4カ月ほどだったぷんちゃんです。

第一印象として強く残っているのは、ほかの子猫に比べて「極端に安い価格」がついていたこと。理由を店員に尋ねると、「売れ残ってしまった子」であること、さらに「仲良しだった子の面倒を見ていた優しい子だったが、その子だけ先に家族が決まり、ひとり残ってしまった」という経緯を聞かされたといいます。

まだ甘えたい盛りの子猫が、誰にも甘えられず、ひとりで過ごしてきた…。そう思うと、「見ていられない気持ちになった」と振り返ります。

ひとりぼっちの部屋で見せた“寂しそうな表情”

当時のぷんちゃんは、ほかの子猫とは別の部屋で過ごしていました。顔立ちは細く、いわゆるペルシャ猫らしい丸い印象とは異なり、どこか寂しげな表情だったといいます。

抱っこすると、驚くほどおとなしく、長い時間じっとしていたというぷんちゃん。しかし、猫じゃらしを見せると一転、夢中で遊び始める姿に「本当はもっと遊びたかったんだ」と感じたそうです。

その姿を見て、「このまま誰にも迎えられなかったらどうなるんだろう」「もう寂しい思いをしてほしくない」…そんな思いが強くなっていきました。

「この子がいい」迷いなく決断

抱っこした瞬間、「この子がいい」と直感したという飼い主さん。ただ、すぐに決めることはできず、一度家に帰り家族と相談することに。「帰った後に誰かに迎えられてしまったらどうしよう」と不安を抱えながら過ごした一晩。家族の理解も得て、翌朝すぐにペットショップへ連絡し、無事に迎え入れることができました。

初めての猫との生活に向けて、サークルや爪とぎ、ごはん、ベッド、おもちゃなどを一つひとつ準備したといいます。

同じ子とは思えないほどの変化

現在、ぷんちゃんは生後11カ月。かつての面影はないほど、元気いっぱいに成長しました。

家中を走り回り、高い場所にも迷いなく飛び乗る“ヤンチャボーイ”。テレビ番組でそのジャンプ力が紹介されたこともあり、「着地点を確認せず本能のまま飛んでいる」と言われたほどだといいます。

かつては長時間おとなしく抱っこされていたのに、今ではじっとしていられないほど活発に。顔立ちも丸くなり、寂しそうな表情はすっかり消えました。

さらに印象的なのは、“甘え方”の変化です。迎えた当初は全く甘えてこなかったものの、ある日を境に一気に甘えん坊に。長時間離れていた後は、体をすり寄せてくるなど、愛情表現も豊かになりました。

「残っていてくれたから出会えた」

飼い主さんは「売れ残りと言われてしまったけれど、残っていてくれたから出会えた」と話します。小さな頃、ほかの猫の面倒を見ていたぷんちゃん。甘えられなかった時間を埋めるように、今はたくさん甘やかしてあげたい…そんな思いで日々を過ごしています。

「早く家族が決まったから必ず幸せというわけではないし、売れ残ったから不幸というわけでもないと思います」

そう語る飼い主さん。今も家族を待っている猫たちに思いを寄せながら、「最後には大切にしてくれる家族と出会えれば、本当に幸せに過ごせる」と願いを込めます。

寂しげだった子猫は、今や家族みんなを笑顔にする存在に。ぷんちゃんの姿は、“出会いがもたらす変化”を静かに伝えています。

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース