ペットとして身近な存在の亀。しかしその生態については、意外と知られていないことも多いのではないでしょうか。甲羅が汚れた場合は掃除が必要ですが、掃除されること自体を嫌がる亀もおり、飼い主が苦労するケースもあるようです。そんな亀との日常を描いた、カメユさんの漫画『セルフ掃除への道①〜④』がSNSで注目を集めています。
物語は「いつも亀の甲羅掃除に苦労している」という作者の心の声から始まります。作者がブラシで甲羅をこする掃除を試みると、亀は毎回暴れて激怒するのです。しかし、亀が自分で甲羅を何かにこすりつける行為は嫌がらない様子だったため、作者はセルフ掃除を思いつきます。
実際に試してみると、市販の専用グッズは吸盤の弱さが気になり断念することに。代替品を探す中で見つけたのは、なんと「入れ歯ブラシ」でした。早速、入れ歯ブラシを水槽内に設置してみると、亀は最初こそ警戒して後退します。しかしエサで誘導し甲羅がブラシに接触した瞬間、自ら激しく甲羅をこすり始めたのです。
亀の予想以上の理解力に作者は「理解早ァ?!」と驚きつつも、「かわいいいいい~!」と大興奮します。その後も亀は激しく息継ぎをしながら何度もブラシに戻り、熱心に甲羅掃除を続けます。あまりにも夢中な様子に「そ…そんなに…?」と戸惑う作者の一言で、物語は締めくくられています。
読者からは「亀ってこんなに可愛かったんだ!」や「カメは頭がいいですよね」など亀の意外な可愛らしさに多くのコメントが寄せられています。そこで、作者のカメユさんに同作について話を聞きました。
脱皮のときの剥がれかけの甲羅を取るのにも活用できているようで、買ってよかった
― 同作を描くきっかけを。
亀がブラシを使っている動画をアップしたところ想像以上に反響があり、しっかり漫画に書こうと思ったことがきっかけです。漫画にするにあたり、長い期間を経ても亀への使用に問題がないか確認するため、一連の漫画を投稿し始めるまでに4ヶ月ほど経ってしまいましたね。
―現在も亀はこのブラシがお気に入りですか?
そうですね、基本的に亀の甲羅が汚れてきたタイミングでブラシを設置しています。亀もブラシのことを覚えてくれたようで、設置するとすぐに擦りに来てくれるほどお気に入りのようです。脱皮のときの剥がれかけの甲羅を取るのにも活用できているようで、買ってよかったです。
―読者コメントで特に印象に残っているものを教えてください。
甲羅を擦り付ける動きに対して、「うちの亀もやる」といったコメントと、陸上でよりスピーディーに腰をフリフリして掻いてもらっている亀さんの動画を送ってくださった方もいて、とても可愛らしかったです。うちだけじゃなくてよかった…という安堵もありました。
亀が息を荒くしながら必死にこする④に対しては、同じような設備を自作した方から「うちの亀は3時間こすり続けていた…」や「あまりにもずっとやっているので取り上げた」というような引用コメントもありましたね…笑
<カメユさん関連情報>
▽書籍『亀に無視され続けています』(Amazon)
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