大阪・関西万博は開幕前のネガティブな前評判を覆し、連日多くの人でにぎわいました。特にイタリア館をはじめとする人気パビリオンの盛況ぶりは、SNSでも大きな話題に。ミャクミャク人気も会期の後半になるほどうなぎ上りで、閉幕後は別れを惜しむ声が相次ぎました。まいどなニュースでも万博関連の記事は大変よく読まれましたが、当時の熱気を感じさせる代表的な4本を紹介します。(これでもごく一部です!)
イタリア館、予約QRコードの転売続出
ナポリ国立考古学博物館が所有する紀元2世紀の彫刻「ファルネーゼのアトラス」のほか、レオナルド・ダ・ヴィンチの直筆スケッチ、芸術家・ミケランジェロの彫刻「復活のキリスト」…と貴重な美術品が惜しげもなく並んだイタリア館は、万博の人気を象徴するパビリオンに。その行列と待ち時間のとんでもない長さは、多くの人を驚かせました。
人気の過熱を受け、チケット売買サイトでは予約QRコードの転売が複数確認される事態に。5月の時点では、1500円~2700円程度の価格で出品されていました。
また、予約が取りづらい状況になっていた会場内の「くら寿司」でも、予約の転売が確認されたとして注意喚起が行われるなど、注目を集めました。
>人気のイタリア館、予約QRコードの転売続出「ひどい」「一気に売れたのはこれか」…くら寿司・大阪万博店も注意喚起
みんなが使った「非公式マップ」
万博を訪れた人から大変重宝されたのが、「つじ」(@t_tsuji)さんという方が作った非公式マップです。4月下旬に公開されると大きな話題となり、5月には夏に向けてうちわに貼りつけられるマップも!「ありがとうございます」「一石二鳥のナイスアイデア」など、感謝と喜びの声が相次ぎました。
>便利な万博のマップが、夏に向けて「うちわ」に! 「会場で親に持たせます」「一石二鳥のアイデアナイスですね」
会場は暑さとの戦い
夏の万博会場はとにかく暑かった!
日陰の少なさも指摘される中、注目を集めたのは、イラストレーター兼漫画家の堀部健和(@takeo_horibe)さんが紹介した「持って行ってよかったものリスト」です。
これは「お一人様・場内散策目的」に特化したリストで、列挙されているのは日傘やアームカバー、凍らせたスポーツドリンクなど。特にアームカバーは「直射日光を受けないだけでこんなにも過ごしやすいとは思わなかった」と、とても有用だと感じたそうです。
「軽食やレジャーシートは要らなかった」という情報もありました。
>万博会場は日陰が少ない…“暑さの救世主”は「アームカバー」!? お一人様向け持ち物リストが大反響 Xで7000件保存
閉幕後もミャクミャク人気はとどまるところを知らず
その不思議なフォルムと愛らしい仕草で愛された公式キャラクターのミャクミャク。会期終了後もその人気は続いています。
閉幕直後の10月26日には、急なオファーにもかかわらず、鳥取砂丘で行われたイベントに登場。驚くべきフットワークの軽さとスピード感でSNSを沸かせました。