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地下アイドルのためライブハウスへ→「ドリンク代は仕方がないけど…」 通ううちに、抱いた不満とは? 

青島 ほなみ 青島 ほなみ

ライブハウスに行ったことがある人ならおなじみの「1ドリンク代」。入場時に600円〜700円ほど支払うのが一般的ですが、「ちょっと高くない?」と感じたことがある人も多いはずです。

実は多くのライブハウス、営業上は飲食店として許可を取っているのが実情。

コンサートホール、劇場のような興行場として営業許可が取るのはハードルが高いため、比較的取得しやすい飲食店として登録をしているケースが多く、来場者に最低1杯のドリンク提供が必要になります。そのため、入場時に1ドリンク代を徴収する仕組みができているのです。

とはいえ、制度としては理解できても、現場での対応は別問題。

「1ドリンク代がかかるのは仕方ないにしても、せめて受付の人の愛想ぐらいは良くあれとは思う。」

そんな率直すぎる本音をSNSに投稿し、多くの共感を集めたのが、地下アイドルオタクのかっちょさん(@ISBt5zmSni7Ttz4)です。ライブハウスに通い続けてきたからこそ感じた“現場のリアル”について、話を聞きました。

ーーライブハウスの1ドリンク代について「仕方ない」と言い切っているのが印象的でした。その前提を、まず聞かせてください。

かっちょ:1ドリンク代というのは、ライブハウスを管理運営する上での資金源だというのは理解しているので、1ドリンク代を出すこと自体には何も異論はないんです。

ただ、あくまでもその1ドリンク代で受付の方やドリンクカウンターのスタッフさんへの人件費なども支払われているはずなので、それを受け取る際には、もう少し愛想良くしてくれてもいいのでは?という感想のポストでした。

ーーライブハウスで受けた、印象に残っている対応を教えてください。

かっちょ:良い対応だと、推しグループが頻繁に利用するライブハウスがあって、地下アイドルの対バンだと入場の際にお目当てのグループを聞かれるんですけど、私が行った時に何も言わなくても、私の推しグループのところに指名入場の印を付けてくれたことがありました。あれはうれしかったですね。頻繁に通って顔を覚えてもらえれば、愛想の悪いスタッフさんとでもニコニコ話せるようになるのも、ライブハウスの面白いところだと思います。

それと、生誕祭や遺失物の問い合わせで電話をかけた時の対応は、どのライブハウスも気持ち良い印象があります。

逆に悪い対応だと、受付で万札を出したら舌打ちされたり、バーカウンターに行ってもなかなかスタッフが来なかったり、特典会の場所を聞いたら適当な場所を教えられてたどり着けなかったり……いろいろありすぎますね(笑)。

ーーそれでも、ライブハウスに通い続ける理由は?

かっちょ:私は地下アイドルオタクなので、推しの主戦場がライブハウスである以上、通い続けないといけないんですよね。

でも、大きな会場で見るアイドルよりも、ライブハウスで近い距離で見られる方が、身近に感じられる。その距離感が一番の魅力だと思っています。なので、地下アイドルオタクである限り、これからもライブハウスには通い続けると思います。

ーーこれからライブハウスのスタッフとして現場に立つ人たちに、ひと言お願いします。

かっちょ:愛想が良い悪いという話は、それぞれのライブハウスやスタッフさんによるので割愛しますが、これからも私たち地下アイドルオタクは足繁くライブハウスに通います。推しと会える場所を提供し続けていただけるよう、これからもご尽力いただけたらうれしいです。

ーー多くのコメントが寄せられましたが、印象に残っているものはありますか?

かっちょ:一番バズった引用が、「ライブハウスの受付側の意見として、事前に料金分かってるんだから一万札出さないでくれ」というもので、この意見に対しても賛否両論あって面白かったですね。

あと、「ケンカ腰のスタッフがいて腹が立った」というコメントもあったんですが、大袈裟じゃなくて本当にいます。それに対して、バンドマンやアーティストとして活動しながら受付に立っているから仕方ない、という意見もありました。ロックバンド目的でライブハウスに行く人はあまり気にしないけど、地下アイドルオタクは愛想を気にする人が多い、という意見があったのも印象的でした。

◇ ◇

演者と観客、スタッフの距離が近いからこそ生まれる違和感や本音。今回の投稿は、ライブハウスの当たり前を改めて考えるきっかけとなりました。

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Xアカウント:https://x.com/lsbt5zmsni7ttz4

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