親から金銭的な支援を受けた経験や、逆に親に金銭支援をしたことはありますか。人生100年時代を迎え、成人後の親子関係もより長く続く中、プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社(PGF生命)が実施した調査では、親から金銭支援を受けた経験がある人が46.1%、親に支援をした経験がある人は23.1%でした。
内閣府が定めた「家族の日」(2025年11月16日)にちなんで実施。70歳以上の実の親がいる40~69歳の男女2000名を対象として、2025年9月にインターネットリサーチで「『おとなの親子』の生活調査2025」を行いました。
親から支援を受けた人は約半数
親からの金銭面支援の有無を尋ねました。「受けたことがある」(46.1%)と「受けたことはない」(53.9%)でほぼ拮抗しました。
同居している親子では、「受けたことがある」は50.0%、別居している親子では、「受けたことがある」は44.9%でした。
親への金銭面支援の有無を聞いたところ、「したことがある」は23.1%、「したことはない」は77.0%でした。同居親子と別居親子を比較すると、親に「したことがある」と答えた割合は、同居親子が35.4%、別居親子が19.3%でした。
最も多い支援項目は「生活費」
親から具体的にどのような支援を受けたのでしょうか。親からの金銭面支援で、最も高かったのは「生活費(社会人以降)」で23.1%でした。続いて、「結婚費用」が22.5%、「不動産購入時の頭金」が13.8%、「自動車購入時の頭金」が13.3%、「子どもの教育資金」が12.4%となりました。
不動産購入の頭金や教育資金
それぞれの支援額の平均(受けたことがある人のみ)を見てみると、最も高額だったのは「不動産購入時の頭金」で563.2万円でした。次いで、「子どもの教育資金」が180.4万円、「生活費(社会人以降)」が138.8万円、「結婚費用」が137.4万円、「自動車購入時の頭金」が132.8万円という結果になりました。
不動産購入時の頭金については、500万円を超える高額な支援となっており、住宅取得という人生の大きな節目において、親からの支援が重要な役割を果たしていることがうかがえます。また、孫世代への教育資金も180万円と高額で、世代を超えた経済的なつながりの強さが見て取れます。
金銭支援の「一方通行」が浮き彫りに
今回の調査結果からは、親から子への金銭支援を受けた経験がある人が約半数いる一方、親に支援をした経験がある人はその半分程度という、金銭支援の一方通行の実態が浮き彫りになりました。
今後、高齢化がさらに進む日本社会において、親子間の金銭支援の方向性がどのように変化していくのか、注目されます。
【出典】
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社とネットエイジア株式会社による調査