人生設計において、最重視するものは何ですか。インターネットで実施されたアンケートでは、全体の50%が「経済的な安定」を挙げる一方、20代は「趣味やプライベートの充実」が21%に達し、50代以上の7%と大きな開きがありました。50代以上では「健康な心と体」が40%で、世代によって将来設計の価値観に違いが見られます。
ディーエムソリューションズ株式会社が運営するメディア「Collect.(コレクト)」が、20代から50代の男性300人を対象に2025年10月に実施しました。
「将来設計で最も重要だと考えることは?」と質問したところ、全体では「経済的な安定」が50%で最多。次いで「健康な心と体」が28%、「趣味やプライベートの充実」が15%、さらに「結婚・家庭を持つこと」が7%となりました。
20代は趣味やプライベートを重視
続いて、「将来設計で最も重要だと考えることは?」の質問を年代別にまとめたところ、年代による違いがわかりました。
▽20代:趣味とプライベートを大切にする世代
20代では「経済的な安定」が46%、「趣味やプライベートの充実」21%となりました。また「結婚・家庭を持つこと」も19%となり、ライフイベントを見据えた計画性を重視する姿勢もあるようです。
▽30代:現実と自己実現のバランスを模索
30代でも、最も多かったのは「経済的な安定」で47%でした。続いて「健康な心と体」が20%、「結婚・家庭」が15%となっています。20代よりも現実的な選択を重視する姿勢が強まる一方、「趣味やプライベート」という回答も18%となりました。
▽40代:健康への意識が高まる転換期
40代では「経済的な安定」が50%、「健康な心と体」が33%と上位を占めました。一方、「結婚・家庭を持つこと」という回答は30代から大きく減少して、1%に留まりました。
▽50代以上:健康が最優先事項に
50代以上では「健康な心と体」が40%と他世代に比べて高く、「経済的な安定」の52%と並ぶ2大要素となりました。一方で「趣味やプライベート」は7%に減少しています。
収入が上がるほど健康重視に
「将来設計で最も重要だと考えることは?」という質問を年収別にまとめたところ、年収別では、収入が上がるほど「経済的な安定」と「健康な心と体」の両立を重視する傾向が見られました。年収700万円未満の層では「経済的な安定」を重視するという回答が最も多くなっている一方、年収700万円以上では「健康な心と体」という回答の割合が増加しています。
【出典】Collect.(コレクト)
https://www.dm-s.co.jp/collect/