会社で部下を飲みの場に誘いにくくなったり、お酒の場でのちょっとした行動や言動が「アルコールハラスメント」と言われる昨今。株式会社ワカモノリサーチ(東京都杉並区)が運営する10代・現役高校生を対象としたマーケティング情報サイト『ワカモノリサーチ』が実施した調査によると、令和の若者の約5人に1人が「20歳を過ぎてお酒を飲みたくない」と回答したことがわかりました。
調査は、全国の14歳~19歳の男女928人を対象として、2025年8月~9月の期間にインターネットで実施されました。
その結果、全体の22.5%が、20歳を過ぎても「お酒を飲みたいとは思わない」と回答したことがわかりました。
その理由として、「健康によくないから」「病気になるリスクが上がりそう」「寿命が縮まるから」といった“健康”を理由に飲みたくないという声が多く集まりました。
そのほか、「酔ってしまうとやばいことしそうだから」「親が飲酒して大暴れすることがあるから」「酔っ払っている姿が嫌だから」などの意見も目立ちました。
一方、20歳を過ぎたら「お酒を飲みたいと思う」(77.5%)と回答した若者からは、「楽しそう」「おいしそう」「ストレス発散になりそう」といったお酒のイメージに直結する意見が圧倒的に多くなりました。
そのほか、「飲み会とか楽しそう」「飲み会にいくのが夢」「お酒の付き合いとか憧れます」など、“飲み会”自体に憧れを持つ意見や、「親と一緒に飲みたい」「親と20歳過ぎたら一緒に飲もうと約束した」「人生の経験として飲みたい」「お酒が飲めたら人生がもっと楽しくなりそう」というコミュニケーションに関する声も多く寄せられました。
◇ ◇
【出典】
▽ワカモノリサーチ/令和の若者の約4人に1人「20歳を過ぎてお酒を飲みたくない」と回答
https://wakamono-research.co.jp/media/gen-z-japan-no-alcohol/