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千鳥・大悟「酒のツマミ」終了VTR「酒のツマミになる話、やめまーす」 元放送作家が持論を展開 「個人的にゾワっとしました」

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公式サイトで番組放送終了が発表され、世間をざわつかせた「酒のツマミになる話」(フジテレビ)。オンエアされた番組MCのお笑いコンビ・千鳥の大悟さんの終了VTRとその内容について、元放送作家の長谷川良品さんが自身のYouTubeチャンネルで持論を展開しました。

長谷川さんは、動画の冒頭で「本当は怖い大悟氏のメッセージの読み解きはもちろん、同局における現場と上層部の内ゲバの露見は皮肉なことにフジの十八番でもある象徴というお話をしていこうと思います」と切り出し、スポーツ紙によって報道されている「酒のツマミになる話」に関する一連の出来事について、私見を述べています。

「ノブとも話し合った結果、酒のツマミになる話、やめまーす。えー、辞めるんですが、何本かはもう収録していますので、その時に出ていたゲスト、そして芸人は一生懸命面白い話をしてくれています。なので、それは今まで通りお楽しみください。はいっ、それでは『面白くなければテレビじゃない!』。フジテレビ、ありがとうございました」(大悟さんのメッセージ)

長谷川さんは、大悟さんの発言の中で「ノブとも話し合った結果、酒のツマミになる話、やめまーす」という冒頭の一節が特に注目すべきものだと語りました。「なんとも投げやりかつ怒りのにじむ表情であることは誰の目にも明らかだったんじゃないでしょうか」と大悟さんについて語ったあと、続けて「個人的にゾワっとしました」「なんとまあさらっとカジュアルに深刻かつ辛辣な発言をされています。しかもこれ皮肉でも何でもなくこれは我々の意思での降板であると、そう断言されているわけです」とコメントしました。

長谷川さんは、番組の公式サイトで同じ内容が発信されているにも関わらず、大悟さんが自ら発言を行っていることが異例であると強調。「この発言はどうしても大悟さん自ら口にしたかったんじゃないでしょうかね。あのVTRは大悟氏たっての願いだったんじゃないのかと個人的には見ています」と胸中を推し量っています。

スポーツ紙によると、そもそも大悟さんが自ら降板を選んだのは、10月24日の放送回で本来オンエアされるはずはずだった内容が急遽変更になったことが発端とされており、当初はハロウィンイベントにちなんで、大悟さんが番組元MCの松本人志さんのコスプレを披露する予定だったと報じられています。

長谷川さんは、「松本さんありきのバイネーム的な番組であることなど言うまでもなく、そうした冠番組のMCを引き継ぐのは重圧」と松本さんの後役という立場を踏まえ、「大悟氏がこれを引き受けたのも松本さんが復帰するまでの、まあ、リリーフという自覚や指名感もあったんでしょうね。だからこそ松本さんを想起させる、マッチョなコスプレを披露しようとした」と考察。にもかかわらず、収録まで終えた回が急きょ差し替えられ、「オンエア直前でお蔵入り。これでは演者としては理屈が通りません。大悟氏が不満を爆発させるのも理解します」と推察しました。

さらにフジテレビについて、「何より上層部と現場との乖離が極端に見られるということです。事実今回のように現場はGOを出したのに上層部は直前でNGというチグハグな判断がそれを裏付けてもいます。大かれ少なかれどの企業にもこうした現場と上層部の帰りは見られるとはいえ、さすがに異常です」とまとめました。

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