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財布を持ち歩かないけど、マイナンバーカードは持ち歩く人は6割 年代で意識・行動の違い鮮明に

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

メットライフ生命保険株式会社(東京都千代田区)は、このほど「全国47都道府県大調査 2025~社会情勢の変化と将来への備え~」の結果を発表しました。同調査によると、約4人に1人「財布を持ち歩かない」ことが明らかとなった一方、マイナンバーカードは、約6割が「持ち歩いている」と回答したことがわかりました。

調査は、全国の20~70代の男女1万4100人を対象として、2025年5月~6月の期間にインターネットで実施されました。

はじめに、「相続に関する家族との話し合い」について聞いたところ、「遺産をのこしたい」と考える人は59.5%にのぼる一方で、「家族と話し合っていない」(49.7%)が約半数を占め、実際の行動には至っていない現状が明らかになりました。

また、「介護が必要な状況になった場合の対処方法」については、自身に介護が必要になった場合、配偶者に介護が必要になった場合いずれも約4人に3人が「話し合いはしていない」(75.1%、74.5%)と回答しました。

近年の「物価上昇・インフレへの不安がある」人は83.2%で、「賃上げの実感がある」人は18.1%にとどまりました。「資産の保有・運用意向」に関しては、「NISA」(24.1%)が最も多くなったものの、24年より4.6pt減少。一方、「定期預金・貯金」(19.9%)は2.8ptの増加となり、昨今の経済情勢を背景として保守的な傾向への意識の変化が見られます。

次に、キャッシュレスについて聞いたところ、約4人に1人が「財布を持ち歩かない」(24.3%)と回答し、特に20代男性では40.8%と高い割合を示すなど、若年層ほどその傾向が強いことが明らかになりました。

その一方で、マイナンバーカードについては、60.9%が「普段持ち歩いている」と回答し、20代(66.5%)が最も高く、40代(56.8%)と50代(56.7%)との意識・行動の違いが鮮明に表れる結果となりました。

「生成AIを使ったことがある」と答えた人は、24年の28.6%からから大きく増加して37.8%となり、特に20代では51.9%で最も高くなりました。

好きな対象を応援するために時間やお金を費やす、いわゆる「推し活」については、43.3%が「している」と回答。特に20代では65.2%と6割を超えています。

また、資産運用への学習意欲は「推し活をしている」人が74.5%だったのに対して、「推し活をしていない」人では61.9%と差が見られました。

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