JR西日本は10月30日、山陽新幹線の「ハローキティ新幹線」の運行を2026年春に終了すると発表しました。
同新幹線は2018年6月に運行開始。ハローキティが夢の中で「大きなリボンの精」に話しかけられた翌朝、車体にリボンを巻いたピンク色の新幹線が現れたーーという設定で誕生しました。車体や内装にはハローキティやピンク色の大きなリボンがデザインされ、「地域をつないで結ぶ」というコンセプトで運行を続けていました。
同社はハローキティ新幹線からのメッセージとして、「とうとう、お別れの日がやってくるーー。2018年にリボンの夢から始まった、ハローキティ新幹線。たくさんの旅が生まれて、たくさんの笑顔につながって。地域をつないで結んできたよ」「ハローキティ新幹線はこれからもみんなの夢の中で走り続けるよ」など、感謝の言葉を伝えました。
具体的な最終運行日は決まり次第、ハローキティ新幹線公式ホームページで発表するとしています。
SNS上には、「え、終わっちゃうの!?」「いよいよ引退か…」「おつかれさまでした」「めっちゃ好きだった」「急いで乗りに行かなきゃ」など、運行終了を知ったファンらの驚きやねぎらいの声が相次いでいます。
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運行終了に向け、思い出の写真をSNSに投稿する企画が行われるほか、11月1日からはクリアファイルやキーホルダー、手ぬぐいなど記念グッズの発売も予定されています。詳細はハローキティ新幹線公式ホームページで。