犬への加害を匂わす投稿も…
実は、今回のミルモとポン!さんの投稿に対して、「犬を外に出すな」といった極端な意見や、犬への加害をほのめかす「犬嫌い」からのコメントも見受けられた(現在は投稿が削除されている)。
「負の行動力って理解の範疇を超えてるから。島まで渡ってうさぎ殺した異常者もいたしね」「何年も前だけど、地元中学の近くの公園で近所の犬の惨殺体が見つかった。それも1件ではなく、度々何件か発見されてた。犯人、捕まってなかったはず」などのコメントも寄せられていたが、悪意の標的になる可能性がある以上、位置情報の開示は慎重になるべきだ。
また、犬への加害だけでなく、住所を知られることによる飼い主への付きまとい、犬の散歩中(留守中)の空き巣被害などを懸念する声も多くあがった。
「私の投稿に対して、『犬が嫌いだから、このアプリで犬の居場所を把握しよう』という声が複数見られましたが、犬が嫌いな人の中には、”犬に加害してやろう”と思っている人もいるかもしれません……。やはり大切な愛犬の居場所を知らせるのは危険だと思います。
私は犬が大好きなので、外でお散歩しているワンちゃんを見かけると嬉しくなりますが、わざわざマッチングアプリを使おうとは思いません。故意に出会うのではなく、偶然出会うからこその”プチ幸せ♡”だと思ってます」(ミルモとポン!さん)
「なでてほしい犬」を見たら…まずは必ず飼い主さんに声をかけて
アレルギーや過去の経験などから、「犬が苦手な人」もいる。
同様に、病気や虐待経験があるなど、何らかの理由で「見知らぬ人や他の犬が苦手な犬」もいる。
そのことを知らせるための、「こわがりです」「さわらないで」などと記されたメッセージワッペンも販売されているという。
いずれにせよ、重要なのは、犬と人間が互いに安全に過ごせること。
「なでてほしい」ワッペンをつけたわんちゃんに出会った際も、まずは必ず「飼い主さん」に声をかけ、許可を取ることを忘れないでほしい。
ミルモくんとポンくんの場合、どちらも「なでなで」は大歓迎だが、人懐っこくてヤンチャなミルモくんに対し、穏やかな性格のポンくんは大きい音などに敏感なため、「怖がりです」というメッセージワッペンもつけているそうだ。