ファミリー向きSUVおすすめ4選(スライドドアなし)
ファミリー向きのSUVとしておすすめの車は、以下の4車種です。3列シート車もあります。
※車両情報は2025年9月11日時点のガリバー「車カタログ」より引用。
▽(1)トヨタ「カローラクロス」
・新車時価格:276万円~368.9万円
・サイズ:全長4455mm×全幅1825mm×全高1620mm
・最低地上高:160mm
・WLTC燃費:24.6~26.4km/L
カローラクロスは一般的なSUVと比べて最低地上高がやや低め。子どもでも、少し成長してきた子なら自分で乗り降りしやすいでしょう。
また、カローラクロスはコンパクトSUVの中では大きめのサイズで、適度な広さと運転のしやすさを兼ね備えています。2025年4月からハイブリッド車のみの販売となったため、ガソリン車が良い場合は中古で購入しましょう。
▽(2)スバル「フォレスター」
・新車時価格:404.8万円~459.8万円
・サイズ:全長4655mm×全幅1830mm×全高1730mm
・最低地上高:220mm
・WLTC燃費:13.6~18.8km/L
ファミリーやアウトドア好き、車好きから高い支持を得ているフォレスター。安全性や走行安定性、積載性の高さなどが魅力の一台です。2025年4月にフルモデルチェンジし、ストロングハイブリッドモデルが導入されました。
後席のドアは横にしっかり開き、乗降性は悪くありません。さらに、スバル車は酔いにくいことでも定評があり、小さな子どもを乗せる場合に比較的安心です。やや高価な車なので、中古で先代モデルを購入しても良いでしょう。
▽(3)日産「エクストレイル」
・新車時価格:360.1万円~533.3万円
・サイズ:全長4660-4675mm×全幅1840mm×全高1715-1720mm
・最低地上高:185-200mm
・WLTC燃費:18.3~19.7km/L
エクストレイルは最低地上高が比較的高い車ですが、グレードによっては防水シートの設定が可能です。子どもの飲みこぼしなどを拭き取りやすく、嬉しいオプションでしょう。
ドアもしっかり真横まで開くため、子どもの乗せ降ろしも楽です。さらに、現行モデルは全車e-POWER(ハイブリッドシステム)搭載で、燃費性能も優れています。
先代モデルにも防水シートやe-POWERモデルがあるので、コスト重視の場合は中古車もチェックしてみてください。
▽(4)マツダ「CX-80」
・新車時価格:394.4万円~712.2万円
・サイズ:全長4990mm×全幅1890mm×全高1705-1710mm
・最低地上高:170mm
・WLTC燃費:16.8~19.2km/L(ディーゼルの場合)
3列シート7人乗りSUV「CX-8」の後継モデルとして投入されたCX-80。CX-8よりも3列目の居住性が高く、ウィンドウ面積の拡大やリヤエアコンの設置、ヘッドルームの拡大など多数の工夫が施されています。
パワートレインの選択肢も豊富ですが、CX-8より全体的に価格が上がっているため、予算オーバーの場合は中古でCX-8を探してみると良いでしょう。
今後スライドドアSUVは登場する?
スライドドアSUVが、近い将来発売されるというニュースはありません。現時点では三菱のデリカD:5が最もスライドドアSUVに近い存在と考えられますが、コストの高さやニーズの観点から、他社がライバル車を出す様子もない状況です。
しかし、過去のモーターショーなどではコンセプトカーとしてスライドドアSUVが登場しています。そのため、将来的にスライドドアSUVが発売される可能性もあります。
▽トヨタの「Tjクルーザー」にも注目
トヨタは過去にコンセプトカーとして「Tjクルーザー」を発表しています。この車は、まさにクロスカントリーSUVのようなボディにスライドドアを搭載したモデルです。2017年の登場から現在まで発売はされていませんが、いつか販売が実現するかもしれません。
なお、トヨタ自動車グループのアイシンは、すでにSUV用のスライドドア技術開発に成功しています。