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「小さいさん、急がないでー!」信号のない横断歩道でのドライバーの優しい視線に反響「申し訳ないと思ってたけど…ありがたい!」

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

先日、運転中に遭遇したある光景について、X(旧Twitter)に投稿した、ほっぷさん。

心温まる光景が眼に浮かぶそのポストは、277万以上表示され、5万2千以上のいいねがついた。

「ゆっくり渡っていいんだよ」

「信号の無い横断歩道で、2歳くらいの小さいさん(可愛い)とお母さん(可愛い)、かなり手前からスピード落としたら気づいてくれて、お母さんがペコッとして小さいさんに何か言って小走りで横断歩道渡ってて、『急がないでー!可愛い!ゆっくり歩いてー!可愛い!』と車中でキャッキャしてたら、小さいさんがずっとニコニコこちらを見ながらお母さんに手を引かれてテケテケ小走りしてて、もう可愛すぎてキャーてなった。

けど、横断歩道は人優先!いいの!急がないで!ゆっくり渡って!携帯見ながらダラダラ歩くヤツは○○か!て思うけど!←でも人優先なんだから!待ちますよ!」

<ほっぷさんのXの投稿より>

「小さき命」を守る優しい運転

ほっぷさんの投稿にある「小さいさん」とは、相互フォロワーさんたちが使っている「幼い子ども」に対する慈しみの表現なのだそう。

大学生2人の母であるほっぷさんも、相互さんたちが使う「素敵な言葉と表現」がお気に入りなのだそうだ。

「信号のない横断歩道」での出来事について、ほっぷさんに詳しく聞いたところ、「可愛らしい小さいさんとそのお母さん」に遭遇したのは、「よく行くスーパーのそばの横断歩道」なのだそう。

「人や自転車の往来も多いため、普段から気をつけて運転してる道です」(ほっぷさん)。

「横断歩道」は歩行者優先

道路交通法により、信号機のない横断歩道では、横断中または横断しようとしている歩行者を認めた時は、車は必ず横断歩道の手前や停止線前で一時停止し、歩行者に進路を譲る義務がある。

ほっぷさんの行動も当然のことではあるが、「心とスピードに余裕を持った運転」と「互いを思いやる気持ち」は、「交通安全」の基本だ。

ほっぷさんの投稿に対して、「私も小さいさん親子に道を譲ったら、小さいさんが手ェ振ってくれました。優しい運転をしたいですね!」といった運転手側の共感の声も多く寄せられた。

また、「歩きたがりの2歳さんを連れて出ることが多いので、お待たせして申し訳ないと思ってたけど、こう思ってくださる方がいると知れてありがたい」「止まっていただいた時は絶対にペコリとするようにしてます。いくら優先でもありがとうの気持ちは伝えたい。子連れだと迷惑かけてしまうのではないかという頭が常にあるので、本当にありがたいです」といった、小さいさんの保護者側からの感謝のコメントも見受けられた。

「横断歩道」では歩行者も周囲を注意して

多くのコメントの中には、「止まらない対向車もいる」「横断歩道で止まってる車を後ろから追い越す車…そんなヤカラがいるのも忘れないで」といった、注意喚起の声も見受けられた。

そもそも車は、道路交通法により、「横断歩道」やその手前で止まっている車がある時は、その側を通って前方に出る前に一時停止をしなければならない。

また、横断歩道や自転車横断帯とその手前から30メートル以内の場所では、他の車を追い越したり、追い抜くことも禁止だ。

もちろん歩行者側も、横断歩道を渡る際でも、「スマホ」を凝視しながらの歩行など、周囲の状況に注意を払わない行動は非常に危険だ。

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