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店先で倒れた男性は「大動脈解離の手術後」だった…命を救った「店長と従業員」の連携プレイとは

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

まずは「人命」を優先して

「実はヨコさんと結婚する前の旅行中に、2人で『阪神淡路大震災』を神戸のど真ん中で体験していることもあり、こういう時は身体が自然に動きます。そして、僕の場合は幼少期に静岡市で育ったため、当時の学校教育のカリキュラムにあった『救命救急』の最低限の訓練を何度も繰り返し経験しています。

僕の世代にはなかったのですが、現在の自動車学校では、人命救助、心肺蘇生や人工呼吸などが必須だったと思います。『女性にはAEDを使わない』といったトラブルがあるというニュース記事を見ましたが、僕自身は、『まずは人命が優先』だと思っていますので、どんなことがあっても行動はしてほしいなと思っています」(めいなんさん)

救命は1人ではできない。必ず誰かを頼ること

今回のような事態に遭遇した際は、「まずは周囲に助けを求めることが大事」と、めいなんさんは言う。

「自分1人で対応できないと思ったら、大声で『手伝ってください!』と叫ぶことです。僕らが幼少期に習ったのも、『救命は1人ではできない。必ず誰かを頼る』ということでした。あと、すぐに体が動けるように、訓練や講習を受けた後も、何度も繰り返し練習することが大事です」(めいなんさん)

なお、男性を救助する際にダメージを受けたという、めいなんさんの「腰」だが、その後、御漬物屋の丸越さんが開催する、年2回の「全品3割引セール」の多忙も重なり、「案の定ダメダメになってしまいました。今もコルセットを装着中です」とのことだ。

◼︎御漬物「まるこし」

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