魚介が安すぎるスーパーがSNS上で大きな注目を集めている。
「スーパーで売っていた『さかな』 これ自分で捌けたらかなりお得だよなーと思ってたら、母が買っていた。 「これは買わなきゃ損」と母。 母も父も魚が捌けるのだ。 技術は得になる。」とその模様を紹介したのは漫画家の後藤羽矢子さん(@hayakogoto)。
小さいサイズながらカマス、アジ、イサキなど9匹もの魚が入ったなんと499円(税別)、しかも20%オフ。いずれも後藤さんの地元・小田原の漁港で水揚げされたもののようで、いかにも新鮮そうだ。調理に手間がかかるので安いのだろうが、たしかにこれを自分で捌くことができたら…。
後藤さんにお話を聞いた。
ーー今回利用されたスーパーを。
後藤:ヤオマサという小田原と近隣に10店舗ぐらいあるスーパーです。どこも魚の品揃えはいいんですが、特にフレスポ小田原シティーモール南館のクイーンズマートヤオマサは「買える水族館」と呼ばれるぐらいの圧倒的な品揃えを誇っています。今回私が行った久野店は品揃えとしては平均的ですが、やっぱり鮮度はいいし掘り出し物もあります。魚が強いスーパーですね。
ーーご両親が魚を捌けるご家庭で育ったメリットは?
後藤:父は釣りをやっていたので、子供の頃は魚を捌くのは父の役目でしたが、いつの間にか母も捌けるようになってました。小田原は港の朝市とか、丸のままの魚をお安く買える機会が多いのですが、そういうのを臆せず買えるのがいいですね。鯵を丸ごと10匹買ったときも母がすごいスピードで捌いてくれました。
ーー投稿に大きな反響がありました。
後藤:これがバズるとは思わなかったので正直びっくりしました。皆さんお魚好きなんだなあ…と。私ももっとちゃんと魚が捌けるようにならないとなと思いました。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「活きがよさそうだし安い! こんなのもし見つけたら即買いですわ! うちはちょっと山あいなのでそのサイズのアジ3~4尾で500円以上です 海の近くの町は良いですね」
「捌けるようになりたいんだけど、みんな何から始めたんだろうか?小出刃ぐらいは買おうかと思ってるんだが。失敗したら魚がもったいないと思ってなかなか手が出せねぇ、、、、」
「お魚の種類を一つ一つ表示せずに「さかな」でまとめちゃう感覚がおおらかで楽しいですね。「魚」じゃなくて「さかな」とひらがななのも、ほのぼの感が増して良きです 」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。
なお今回の話題を提供してくれた後藤さんは今年5月、好評を博している小田原紹介コミックエッセイ第2弾『小田原観光大使になれるかなseason2 青ヶ島ハードモード』(竹書房)を上梓。小田原のカフェ、ジビエ、アウトドア、海鮮、祭りなど、盛りだくさんな情報をユニークに紹介した力作なので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
後藤羽矢子さん関連情報
Xアカウント:https://x.com/hayakogoto
『小田原観光大使になれるかなseason2 青ヶ島ハードモード』(竹書房):リンク