日頃から「花火」や「雷」の音対策を
みやうち沙矢さんは、多くの犬と触れ合ってきた元トリマー。自身も長年犬と暮らしており、先代犬は花火を怖がらなかったそうだ。
「うちは毎夏、近場で花火大会がある環境で、先代犬たちは花火を怖がりませんでした。だからこそ、たった1度の花火をきっかけに大きな音全般を怖がるようなことにならないために、花火大会の当日はいつも、早めに部屋の防音カーテンを閉め、いつも耳にしている生活音のひとつ「テレビの音」を大きめにして家の中で過ごしていました。今いる子は、今年初めて花火大会の音を経験します。先代犬の時と同じように対策をしようと思っています」(みやうち沙矢さん)
今回の投稿に関連して、花火と同様に大きな音が鳴る「雷」を犬が怖がる理由や、対処法などを描いた自身の作品『DOG SIGNAL』の該当ページもXに投稿していた、みやうち沙矢さん。
極度の恐れやパニックは犬の命や健康に悪影響を及ぼすため、獣医師に相談することも手段のひとつなのだそうだ。
「犬が苦手な人」もいるから
今回の反響について、「犬は大切な家族の一員ですが、『犬は犬』であり、人ではありません」と、みやうち沙矢さん。
「人にとっては楽しい場所でも、犬にとって危険性がある場合は、私も愛犬を連れて行かないようにしています。また、たくさんいただいたリプライの中には、同じように犬の心配をする方々だけでなく、『犬が苦手』『犬アレルギー』という理由から、『犬を花火大会や人混みに連れてこないでほしい』というコメントも見受けられました。人が集まる場所には犬が苦手な方もたくさんいる…ということを、犬好きの私たちも改めて考えなくてはいけないと思います」(みやうち沙矢さん)
◼︎DOG SIGNAL(ドッグシグナル)【公式】 X(旧Twitter)アカウント