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花火大会に「犬」を連れて行かないで!人気漫画家の投稿が話題、花火の後に「迷子犬」が増える理由と対策は?漫画家本人に聞いた

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

夏、花火大会が開催される度、SNS上に「迷子犬」の投稿が急増する。

ネット上では今、「#花火大会に犬を連れて行かないで」というハッシュタグが話題だ。

「お願いだから花火大会に犬を連れて行かないで。犬、あんなクソでかい音と人混み、全く楽しくないからね。怖いだけだからね。犬のことがほんとに大事ならお家に置いて行ってあげて下さい。お願いだから」

X(旧Twitter)にそう投稿したのは、アニメ化も好評だった人気の犬のトレーニングの漫画『DOG SIGNAL』を連載中の漫画家、みやうち沙矢(@saya_miyauchi)さん。

投稿は1150万回以上表示され、13万以上のいいねがついた。

今回の投稿の経緯を伺ったところ、「毎年夏になると、花火大会で犬が迷子になったというポストを見かけます。爆音と人混みと尋常じゃない暑さの中でパニックになり、さまよっているその子のことを思い、心を痛めております。人間は、花火は綺麗なもので、打ち上がる際の爆音も危険なものではないと理解していますが、犬にはそのような概念はありません」と、みやうち沙矢さん。

「犬の命」に関わるから

「『うちの犬は大丈夫』とおっしゃる方もいらっしゃると思います。でも、犬は基本的に大きな音に敏感な生き物であることは間違いなく、今までは大丈夫だったとしても、次の花火一発でダメになることもあります。ある日たった一発の爆竹、両手で蚊を叩くたった一回の音から、破裂音全般を怖がり始めることも多々あります。

パニックで逃げてしまったら……二度と愛犬に会えないかもしれません。交通事故や熱中症などで犬が命を落とすかもしれません。花火やお祭りの会場は人も多く、足元にいる犬が踏まれたり蹴られたりするかもしれません。飼い主が花火やスマホに気を取られている間に、食べ残しやゴミを拾い食いしてしまう可能性もあります。そんなリスク考えると、犬は涼しいお家でお留守番させてあげる方が良いのではと思います」(みやうち沙矢さん)

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