「犬を飼って初めて言った言葉。『お兄ちゃんを食べないよ』」
Xユーザーのふくまる+ぶな=さん(@fukumaru_buna)は、そんなコメントとともに1枚の写真を投稿。写っているのは、シベリアン・ハスキーの「福丸」くん(1歳・男の子)と、「ぶな」ちゃん(生後6カ月・女の子)です。
ふたりは出先の車中にいる様子で、後部座席からひょっこり顔を出す福丸くん。その口のまわりから鼻先を、ぶなちゃんが大きく口を開けてまるで“かぶりつく”ような格好で狙っています。まさに「お兄ちゃんを食べないよ」と言いたくなる迫力! わんちゃんと暮らしていると「ダメだよ」とたしなめることはあっても、こうしたセリフが自然に出る機会はなかなかないでしょう。
この衝撃と笑いが詰まった1枚には、36万件超の“いいね”が寄せられました。では、なぜこんなシーンが生まれたのでしょうか? 飼い主さんに詳しくお話を伺いました。
そんな一言、言う日が来るとは…「お兄ちゃんを食べないよ」の真相とは
ーー撮影時の状況を教えてください。
「車で遠出中の休憩にサービスエリアに寄った時に撮った写真です。福丸は後部座席、ぶなは助手席にいて、肘置きを倒していたので福丸が後ろから顔を出していました。運転中に揉めると危ないので、ふだんは顔を出せないようにしているのですが、ぶなが福丸の顔をはむはむ・がぶがぶするのはよくあることで、いつも通り写真を撮っていたら、たまたま撮れた1枚です」
ーー「お兄ちゃんを食べないよ」と声をかけたとき、ぶなちゃんの様子はどうでしたか?
「『なんのこっちゃ』という感じで、特に気にすることもなく、お兄ちゃんをはむはむし続けていました。福丸も、なんだかんだ楽しそうにされるがままになったり、少しやり返したりしていましたね」
ーーこのような行動には、どんな意味があると思いますか?
「『かまって欲しい』『遊んで欲しい』という気持ちが強いんじゃないかと思います。実際、このあとそのままワンプロ(じゃれ合い)に移行することもよくあるので、たぶん遊びたいんだと思います」
ーーふたりは、ふだんどんな関係性なのでしょうか?
「よく揉めてますけど、なんだかんだお互い好きなんだと思います。お散歩中、どちらかが立ち止まるともう一方も止まってあげたり、お出かけ先で疲れたときはぴったりくっついて一緒に寝ていたりします」
そんな“食べる・食べられる”関係(!?)にも、ほほえましい兄妹愛がにじんでいました。コメント欄にも共感と笑いの声が広がっています。
「ガッツリいってますねw」
「めちゃカオスな」
「表情の温度差(笑)」
「お兄ちゃんの目wwwww」
「見事な食べっぷりと食われっぷり(笑)」
「大口開けてバックリいってる。かわいい!」
「めっちゃオオカミの愛情表現のやつだ!」
「声出して笑ってまいました…癒やしをありがとうございます」
「多頭飼いあるあるですよね。うちも毎日言ってます(笑)」