藤原紀香さん(54)がインスタグラムを更新し、甲子園球場で行われた阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦のファーストピッチを務めたことを報告した。藤原さんが、7月5日から大阪公演を控えている舞台「サザエさん」で自らの演じるサザエさん役の衣装でマウンドに上がったことがネット上で話題となっている。
藤原さんは、「昨日、甲子園球場 阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦 ファーストピッチをつとめさせていただき、7月5日より大阪・新歌舞伎座で開幕する舞台『サザエさん』にちなみ、“サザエさん"の扮装で登場しました」とコメント。お馴染みのサザエさんヘアと、エプロン姿で投球を行う様子を投稿した。中でも、藤原さんが「2枚めの写真空中に浮いてる」と言及している写真は、藤原さんの軽やかなジャンプと朗らかな笑顔が、元気ハツラツなサザエさんを彷彿とさせる一枚だ。
兵庫県出身である藤原さんは、甲子園球場に学生リポーター時代の思い出があるという。「17歳の春、センバツ高校野球で“セブンティーンリポーター"を務めた日々。高校の制服姿で、球児の皆さんやスタンドで応援するご家族などに取材させていただいた経験を通し、選手たちの『一球にかける情熱』、や『輝く人のそばには、必ず支える人がいる』という大切なことを学んだのが甲子園球場でした」と当時を振り返った。
また、藤原さんは幼いころに野球観戦をくり返していたそうで、「野球好きの父や弟とともに、タイガースは甲子園へ、阪急ブレーブスの試合は西宮球場へ足繁く通った思い出が」と語っている。「野球を見ながら、私の隣で美味しそうにビールを飲む父を大人になったら私もそうしよと見ていたものです」などとし、子ども時代の心境を明かした。
青春時代に多くの時間を球場で過ごしてきたという藤原さん。「大学生になって、ついにビールを飲みながらスタンドから声援を送った甲子園。父とも乾杯もできました」と飲酒解禁の思い出の中にも野球があるといい、「青春の記憶が息づくこの場所で、このマウンドに立たせていただけたこと、本当に心から幸せでした」と喜びをにじませた。
また、本番当日より以前の投稿ではピッチングの練習をする姿もアップされている。藤原さんは、「練習にお付き合いくださいましたすべての皆様に感謝です」と関係者にお礼の言葉をつづった。
最後には「5日からの舞台『サザエさん』 心を込めて伝えます! 新歌舞伎座にぜひお越しください」の言葉で投稿を締めくくった。
SNSでは、「なんてイカした投球なんだ!」「サザエさんのファーストピッチ、最高可愛かったです」「紀香さんのサザエさんほんとに可愛い」「なんという爽やかなジャンプ姿」「すばらしい投球フォーム!」「体幹、姿勢、美しすぎ」「元気ハツラツ感たっぷり」などのコメントがあった。