時間を決めてコツコツ目標を達成する。そんな性格の人にぴったりの職業といえば何を思い浮かべるでしょうか。
漫画家のいちこさんの息子は、小さい頃から「時間を決めてコツコツ取り組む」ことにこだわるタイプです。高校時代には、毎日1時間と時間を区切って机に向かい、勉強を続けていました。
たとえ問題を解いている途中でも、時間になればきっぱり終了。中途半端な状態が気にならないのかと、いちこさんは不思議に思いますが、息子にとっては「9時になったら終わる」というルールを守るほうが、何よりも大事だと主張します。
そんな息子が、悩んだ末に選んだのは公務員という職業。子どもの頃から「公務員っぽいね」と言われてきたため、そのイメージ通りの進路に進んだのでした。
一方で、息子にはビジネスマンへの秘かな憧れもあったのです。一度でいいから大きな商談をまとめて胸を張ってみたかった、とぽつりと語ります。人はどうしても、手にしていないものに心が向いてしまうのかもしれません。そこで、幼いころから息子をそばで見守ってきた同作の作者・いちこさんに、詳しく話を聞きました。
小学生の頃から「公務員っぽい」息子さん
ー小さい頃の息子さんは、どのようなタイプのお子さんでしたか?
小学生の頃から計画表を作って、コツコツ取り組む子どもでした。
ー公務員という進路は、息子さんがご自身の性格をふまえたうえで、主体的に選ばれたものだったのでしょうか?
進路は自分で決めていましたが、周りに公務員に向いているとずっと言われていたことも大きいと思います。私からのアドバイスは特にありませんが、大学がどんなところか、見ておいた方が良いと思い、2人でオープンキャンパスにはよく行きました。
ー母という立場で、息子さんのお仕事ぶりをご覧になっていて、公務員という職業はご本人に合っていると感じられますか?
私は公務員はコツコツ学べる人が向いていると思っているので、息子には向いていると思っております。
ーご家族の皆さまは、ご自身が漫画に登場していることについて、どのようなご感想をお持ちでしょうか?
息子と娘には、noteに出す前に漫画を見せていますが、今のところNGは出されていません。特に兄は妹ばかり漫画に出すと自分のネタを提供してくれます。
<いちこさん関連情報>
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