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「優雅すぎる、鴨川デルタでの過ごし方」に「リアル・オフィーリア…!」の声「もはや芸術」

椎名 碧 椎名 碧

「友人の鴨川デルタでの過ごし方、優雅すぎる」

こんなポストをされたのはこち(@cochi_wan)さん。涼しげなワンピースを着てサンダルを履いたかかとを川の水につけ、川辺に敷いたレジャーシートに寝転びお昼寝するご友人。顔にかかる日差しは、日傘で完璧にさえぎっています。

「リアル・オフィーリア…!」
「人生で一度はこういう昼寝してみたい」
「裾びちょびちょでもこの寝方貫くの最高」
「もはや芸術」

その姿に絶賛の声が相次ぎました。京都の鴨川デルタのオフィーリアを撮影した、こちさんに詳しいお話を伺いました。「鴨川デルタ」とは、鴨川(賀茂川)と高野川が合流するギリシャ文字のΔ(デルタ)に似た形の場所のことです。

ーー鴨川デルタを訪れたのは?

「中学時代の友人たちと久しぶりに集まることになり、オフィーリア(今回の写真のご友人の仮名)が突然『京都に来てください』と声をかけたことで実現しました。

その流れで鴨川デルタへ行き、初夏だったので『ちょっと水遊びでもしようか』となったのですが……まさかあんな姿になるとは、という展開でした(笑)」

ーー鴨川デルタでは、こうした過ごし方をよくされるのでしょうか?

「オフィーリアも私も、普段からだいたいこんな感じです。川辺で寝たり、小さな網を持って水生生物を観察したり…。鴨川デルタでは、つい時間を忘れてのんびり過ごしてしまいます」

ーー実際にその姿を目にしたときは?

「正直、『はぁ……またこいつは』って思いました(笑)。でも、あまりに自然体で、本人もそのまま寝続けるもんだから、気づいたら私ともう1人の友人で『これは撮っておこう』って話になっていました」

ーー写真を撮影されたときの状況は?

「ちょうど水遊びをしようとしていたタイミングで、オフィーリアが『私は寝てるけど、荷物は見てるから遊んできな』と言って川辺に横になったんです。

そのまま上半身は砂地、足は川に浸かったまま寝ていて。『え、そこで寝るの!?』と驚きましたが、あまりにも様になっていて(笑)。私と友人で構図を考えながら川に入って撮影しました」

ーーご友人とは、どのような場所で過ごすことが多いですか?

「気がつくと、だいたい水辺にいます(笑)。琵琶湖にワカサギをすくいに行ったり、鴨川でエビを捕まえて観察したり。レジャーシートを敷いて川辺でそのまま寝ていたこともあります。特別なことをしなくても、水辺にいると自然とリラックスできて、楽しい時間になるんですよね」

ーーポストの反響について、どのような声が寄せられましたか?

「一生分の『オフィーリア』という文字を見た気がします(笑)。『裾びちょびちょだよ!!』と言われても寝続けるこの方の生き方に惚れた、など、たくさんの温かい反応をいただきました」

ーーネットの反響にご友人は?

「友人にバズった感想を聞くと、一言『うれしいです』とだけ答えてくれました」

こちさんは「私は『鴨川デルタ勢力図』という、鴨川デルタにどんな“勢力”がいるのかをユーモラスに表現した図を制作しています。また、鴨川をテーマにしたオリジナルグッズもSUZURIで販売していますので、よければチェックしてみてください!」と話してくれました。

https://suzuri.jp/cochi_wan/products

ゆるやかに流れる時間のなかで見つけた“芸術的な昼寝”、真似してみたいですね。

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