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「1年かかっても食べきれない」大量のショウガ プランターひとつで簡単収穫! 「家庭菜園の域を超えてる」動画に驚きの声 その育て方とは?

道草クイーン 道草クイーン

プランターでショウガを育てる方法を紹介した家庭菜園の動画が、YouTubeで話題を呼んでいます。投稿者はYouTubeチャンネル「ぽたろうの家庭菜園HACK」さんです。 園芸店で購入できる市販のショウガを使って、誰でも簡単に大量収穫できる栽培方法を紹介。再生数は2025年6月時点で60万回に迫っており、「家庭菜園レベルを超えている」「動画を見たらどうしてもショウガが作りたくなってホームセンターに走った」と注目を集めています。

動画では、プランターへの植えつけ、日当たりや水やりのポイント、収穫後の活用法までがテンポよくかつ丁寧に紹介されており、「これなら自分でもできそう」と感じた人が続出。特に収穫量の多さにド肝を抜かれた人が多数のようです。具体的にどのように育てるのか、動画の内容をもとに見ていきます。

栽培の基本は「地温15度以上」と「深めのプランター」

栽培に使うのは、園芸店で「根ショウガ」として販売されている昨年収穫されたショウガです。

これを買ってきてプランターに置き、土を掛けて時々散水する…。たったこれだけで「欲しい時にショウガが無い」生活から抜け出すことができるとのこと。

できれば「芽が出ているもの」「皮がしっかりしていて傷んでいないもの」「張りのあるもの」を選びましょう(もし傷んだ部分があればそこを折りとって使っても大丈夫です)。

なお、購入時に芽が出ていないものは、発砲スチロール等の容器に土を入れてショウガを置き、土をかけたら日当たりの良い場所に置いて時々散水すれば芽が出てくるそうです。

根ショウガはカットせず、そのまま植えます。特に初心者の方は100~150g前後のショウガならカットしない方が安全とのことです。

植えるショウガの間隔は10cmから15cmにします。また、植えつけは地温が15℃以上になる5月中旬〜6月ごろが適しています。

ぽたろうさんによれば、栽培を成功させるコツは以下のとおりです。

・30センチ程度の深さのプランターを用意する
・芽を上向きにして植える
・水やりは“控えめ”にし、乾いたらたっぷりと与える
・月1回程度の追肥(有機肥料など)で栄養補給する
・ショウガの葉が6~7枚に成長した頃(植え付けから約1カ月後くらい目安)を見計らって草むしりとショウガの生育を助け転倒防止の為「増し土」を行う

ショウガは浅く根を張るため、表面に乾燥防止のもみ殻を敷くのも有効です。元々熱帯アジア原産のショウガの栽培ではかなりの日照が必要と思われるかもしれませんが、意外なことに日陰でも全然気にせず育ってくれるそうです。

生育初期(5月〜8月)は半日陰、後期(9月〜11月)は日陰での管理が適しているといいます。一方で、生育に大切なのが「地温」で、気温が高まる6月〜10月の生育期に日光をしっかり浴びさせてあげましょう。

約6カ月後に収穫 プランターひとつから驚きの量が

植え付けから約半年がたった2024年11月、ショウガの葉先がやや黄色く枯れ始めたころ、収穫のときを迎えました。

4塊の根ショウガが植えられたプランターには隙間の無いくらいモサモサと大量のショウガの葉が茂っており、それをエイヤッと引き抜くと…1年かけてもとても食べ切れそうもないほどの大量のショウガが現れました。視聴者からは「買う必要がなくなりそう」「プランター1つでこの量!?」と驚きの声が寄せられました。

収穫したショウガの用途は、「甘酢漬け(ガリ)」「薬味、ショウガ湯」「冷凍や乾燥による長期保存」など、多岐にわたります。さらに、質のよい個体は翌年の「種生姜」として再利用でき、自家栽培を循環させることも可能だそうです。

ショウガは虫がつきにくく、室内でも栽培可能なため、初心者にも適した作物とされています。

視聴者からは、「やってみたくなった」「解説が丁寧でわかりやすい」といったコメントも多く寄せられ、動画は現在も再生数を伸ばし続けています。興味を持たれた方はショウガ栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。

   ◇   ◇

YouTubeチャンネル「ぽたろうの家庭菜園HACK」では、プランター栽培はもちろん、紙袋やカップ麺、ペットボトルの空き容器等を再利用して野菜を育てる「ベランダ菜園」の様子が色々投稿されています。

▽YouTubeチャンネル「ぽたろうの家庭菜園HACK」
https://youtube.com/@hack1136?si=gUWgvNC-zuNbFJmE

   ◇   ◇

2025年4月には、「ベランダ菜園家ぽたろう」さんによる著書『傘袋でジッパー袋で!最高においしい野菜が1年中、楽しく作れる本』が出版されました。ベランダでも野菜が育てられるよう、カップ麺容器や傘袋などを活用したアイデアが満載で、初心者から経験者まで幅広く楽しめる内容となっています。

▽書籍へのリンク(Amazon)
傘袋でジッパー袋で!最高においしい野菜が1年中、楽しく作れる本

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