あんこの豊かな味わいを楽しんで―。古くから北海道、丹波（兵庫県、京都府）と並ぶ小豆の名産地として知られる備中地域（岡山県西部）を舞台に、あんこを使ったスイーツを巡るスタンプラリー「備中あんたび3」が開かれている。3月16日まで。
5市町（倉敷、総社、高梁、新見、矢掛）のカフェや和菓子店など16店が参加。市町ごとの全5コースがあり、チェックポイントは立ち寄りスポットを加えた計21。
各コースごとにペアリングテーマに沿ったあんこスイーツを用意しており、倉敷コースは「抹茶あん玉プリン」（沙美カフェしろ）など、日本茶とあんこの和スイーツ、高梁コースでは紅茶とあんこを組み合わせた「濃厚カタラーナ」（cafe and shop POPEYE）などが楽しめる。
台紙は観光案内所や参加店舗で入手できる。対象店で飲食や買い物をすればスタンプを獲得でき、2コース以上のスタンプを集めると、酒や焼き菓子、い草のコースターといった備中地域の特産品が当たる抽選に応募できる。
「あんたび」は高梁川流域連携中枢都市圏事業として倉敷市が2022年度に始め、3回目。同市観光課は「あんこの味わいを引き立てるペアリングを楽しんでほしい」と話している。
