既製品みたいなカーディガン、編んだのは旦那さん すごい技術も「最初のは何です?」「勇気をくれます」

太田 浩子 太田 浩子

 最初に編んだニットは、黒い目のようなものがついた「謎のブツ」(本人談)。その後、まるで既製品のようなアーガイルニットのカーディガンを編むまでになった旦那さんの変化をXに投稿した「ふぇの」(@cracra00)さん。あまりの上達ぶりに、「ふぇ?!すごい! そして着用者の色気っ! すごいすごすぎます。4枚目(謎のブツ)も勇気をくれます。」と驚きの声があがっています。

 集中することでリラックス効果もあるといわれる編み物ですが、根気も技術も必要です。もともとふぇのさんが編み物をしていたそうで、旦那さんは約6年前に軽い気持ちで編み物を始めてみたそう。

「最初のは何です?」「指用セーター」「リリアンで作った指袋みたいなの」などとコメントされるほど白いヘビみたいな謎のブツから、セーターやカーディガン、編みぐるみ、ミトン、靴下などに挑戦。完成品を自ら着用した画像は、どれも編み物の本に掲載されたモデルのようにステキです。

 編み物の先輩のふぇのさんが、手取り足取り教えてあげたのかと思いきや、「私が編んでいるのは見ているだけで、ほぼ自力で本やYouTubeを先生にして覚えています」とのこと。

「悔しいけど上手になったな、むしろ私より編みものに向いているね、と思っています」とふぇのさんはちょっぴり悔しそうです。

 今回投稿したアーガイルカーディガンは、仕事が休みの日の夜などに編み進めて、完成まで約2ヶ月半かかりました。これまでつくったセーターやカーディガンは、インバーアランのようなデザインのものや、ロピセーターなどの凝ったデザインのものが多く、さらにとても綺麗な仕上がりで旦那さんのこだわりが感じられます。

 さぞかし編み物が楽しいのだろうと、ふぇのさんから聞いてもらうと「編んでいる最中は楽しいというより『苦しい』だそうです。完成した時の解放感と達成感がくせになる、とのこと。次に何を編もうか、毛糸はなににしようか、と考えているときは楽しいそう」と、苦しいと思いながらこれだけの大作を完成させてきたとは驚きです。

 ちなみにこれまでで一番難しかったものは「始めて3年目くらいに挑戦した、白いアランカーディガンだそうです。カーディガンはセーターよりも難易度が高く、ここが万年初心者からひとつ階段をのぼったというか、『着たいものを編める』という自信となった一着だったようです」とのこと。旦那さんの作品は、ふぇのさんのインスタグラムで「#オヤジニッター氏」にまとめられていますので、今後の作品も楽しみにしたいですね。

■ふぇのさんのSNS
・X https://x.com/cracra00
・インスタグラム https://www.instagram.com/cracra00/

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