「今日は飼って8年目の抱っこ大嫌い猫が初めて自分から膝に乗ってきてくつろいだ記念日！！！」
抱っこが大嫌いな元保護猫のフデちゃん。おうちにお迎えして8年目にして、膝に乗ってきたことを1枚の写真とともに飼い主さんがX（旧Twitter）で報告。写真には、飼い主さんの膝の上でくつろぐフデちゃんの姿が…。そんな様子に祝福するコメントや、触らせてくれない愛猫を持つ飼い主さんたちからのうらやましがるコメントが寄せられ話題になりました。
「コツを教えてください！5年ですがまだ未経験です（泣）」
「フデちゃん8年おめでとうございます！」
「めでたい～」
「うちは3年になりますが未だお膝には乗った事ないです。あと5年辛抱します。（笑）」
「うわぁ あやかりたい！現在7年目のパパ猫、未だにお触り禁止令が発令中！！…うちは何年目に出来るかなぁ」
「コツを教えてください！5年ですがまだ未経験です（泣）」
投稿したのは、飼い主の「おがきちか」さん（@chikaxavi）。フデちゃんは8歳の女の子です。今回抱っこが嫌いなフデちゃんが初めておがきさんの膝に自ら乗ってきたのは…なぜ？ おがきさんに聞きました。
生後半年くらいの時にお迎えした元保護猫 飼い主の膝に乗ったのはたまたま！？
――8年前、フデちゃんをおうちにお迎えしたのは。
「子猫1匹でさまよっていたところを親切な動物病院さんに保護されました。その病院には先住猫がお世話になっていたので、ちょうど2匹目を飼おうと思っていた私が引き取ったんです。うちに来た時は生後半年くらいでした」
――膝に乗って来た時のことを教えてください。
「私がロッキングチェアに座っていたところに、不意に乗ってきました。猫も人もお気に入りのロッキングチェアなので、たまたま先に私がいたんでしょうね…」
――なるほど…お気に入りのロッキングチェアにおがきさんが座っていて、フデちゃん自身も乗りたかったと。
「フデはよく近くにはいるものの、触られるのが好きではないので、こちらからはあまりアクションを起こさずに生活していますが…今回は乗ってみようかな、と思うくらいは信頼を築けたかなと思いたいです」
――膝に乗った後、どうなった？
「3分くらいうとうとした後、去っていきました。こんなにお祝いしてもらったのに申し訳ないです（笑）」
――3分ほどでしたが、抱っこが嫌いなフデちゃんにとっては大きな一歩。最近になってフデちゃんの心の変化を感じるようなことは。
「昨年の夏、老衰で天寿をまっとうした猫のシャビはよく私の膝に乗っていたので、この先輩がいなくなって1年以上経ち、飼い主の膝も自分のテリトリーになったと気づいたのかもしれません」
◇ ◇
おがきさんは、辺境領の公子と仲間達の成長と冒険を描いた本格ファンタジー『Landreaall（ランドリオール）』を連載中の漫画家さんです。2025年1月27日に43巻が発売予定。
