「もっと勉強しておけば…」の後悔と最終学歴の関係 「高校中退で恥ずかしい思いをすることもありました」

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

「あの時もっと勉強しておけば…」そう思ったことはありませんか。不動産情報メディア『幸せおうち計画』を運営する株式会社AZWAY(東京都豊島区)が、実施した「もっと勉強しておけば良かったと思っているか」についての調査によると、8割強の人が「もっと勉強しておけば良かった」と回答しました。また、自分自身に対する満足度は「高学歴になるほど緩やかに上昇」していることがわかりました。

調査は、全国の10~60代以上の男女500人を対象として、2024年8月にインターネットで実施されました。

その結果、「もっと勉強しておけば良かったと思うことがある」と答えた人は全体の85.6%。これを最終学歴別に見ると、「中学校卒業者」が100%なのに対し、「大学院卒業者」では78%と、学校に通った年数の違いによって差が見られました。

次に、「今の自分への満足度」について聞いたところ、約4割が「満足」(ある程度満足33.4%、とても満足5.2%)と回答。一方、「満足していない」(あまり満足していない25.8%、全く満足していない13.6%)と答えた人も約4割と、ほぼ半々の結果となりました。

これを最終学歴別に見ると、高学歴になるほど緩やかに満足度が上昇しており、学歴がある程度自分への満足度に貢献する要因になっていることがうかがえます。

最後に、「勉強は人生においてどのくらい重要だと思いますか」と尋ねたところ、9割以上が「重要」(非常に重要46.6%、ある程度重要50.2%)と回答しました。

回答者からは、「履歴書などに学歴は記入しなくてはならないので、高校中退の私としては恥ずかしい思いをする事もありました」「私は高卒で、現在普通のパート主婦です。高卒だとできない仕事やとれない資格があるのが現実」といった意見が寄せられました。

一方、「あまり重要ではない」(3.2%)と答えた人からは「正直、基礎さえできていれば大学教育の勉強はそれ以後の人生(特に就職)には関係ない」「学歴の前に大事な事があると思う。いくらいい大学を卒業できたとしても人間関係をうまく構築できなければ意味がない」といった声が聞かれました。

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