先日、「闇バイトで強盗する家探しにしか見えないんだけど」という投稿と共に、スキマバイトサービス「タイミー」(株式会社タイミー)に掲載された、「夜道で猫を探す」という怪しいバイト求人広告がX(旧Twitter)で大きな話題になった。
有識者の投稿により、「猫」は「高級車(レクサスなど)」の犯罪隠語だという説が浮上。「夜道で猫を探すバイト」は「深夜に高級車の所在を確認する」という、盗難のための下見では?という指摘の声が相次いだ。
これを受け、株式会社タイミーは公式X(旧Twitter)アカウント(@Timee_official)を通じて、「タイミーの闇バイト対策についてお知らせ」を投稿。また、「事業者側」に対する安全対策の強化を行なうという。
「タイミーでは、求人を掲載する事業者のチェックと、求人内容のチェックを中心に闇バイト対策を徹底しています。求人内容は、勤務日までに全件チェックする体制を構築しており、怪しい求人は掲載を止める措置を講じています」とポスト。その詳細が、株式会社タイミーによるオウンドメディア「タイミーラボ」に掲載されている。
「通報ボタン」が必要な求人を掲載しないで!
ワーカー側に対する今回のタイミーの声明に対し、「スマホを取り上げられたら通報できないよね?」「『通報ボタン』を設けないといけないような求人を出している時点で終わってる」「なぜワーカー側が気をつけないといけないのか?」といった声が殺到。
また、「深夜の猫探し」に限らず、「10代の女性」に限定した入浴介助とマッサージといった不適切な作業内容の求人掲載も確認されており、ネットには、「タイミーが闇バイトの温床になっているのでは?」といった声が多く見受けられた。
現在、働き手を募る「事業者」がタイミーに求人掲載を行う手続きは非常に簡単だ。求人掲載のためのアカウント開設は無料。「最短7分で求人掲載」が可能だという。
多くの命や財産が奪われている凶悪犯罪を防ぐための安全対策について、株式会社タイミーの広報部に話を聞いた。
◼︎株式会社タイミー「タイミーラボ」【闇バイトにご注意を!】犯罪に巻き込まれないように知っておきたいポイントを解説(24年10月最新版)