今日7日は、冬の便りが続々と届きましたが、夜になって青森で初雪の便りが届きました。本州では今シーズン初の雪の観測となります。
青森で初雪
今日7日は、西高東低の冬型の気圧配置になっていて、上空にはこの時期としては強い寒気も流れ込んでいます。
本日は函館や室蘭で初雪の便りがすでに届いていましたが、夜に入り青森でも「初雪」の発表がありました。(平年より1日早く、昨年より4日早い。)これまで雪の観測は、北海道だけでしたが、今回の青森が本州では今シーズン初の「初雪」の発表となります。(昨シーズン本州初の初雪は11月13日盛岡。)
明日8日になると、冬型の気圧配置は緩み、大陸から移動してくる高気圧に覆われるでしょう。北海道や東北北部の雪も次第に止む見込みです。ただ、朝の冷え込みは強く、降った雪が凍る恐れがあります。明日朝の通勤や通学の時間帯は足元に注意し、時間に余裕を持った行動をとるようにしましょう。
路面の凍結 特に注意すべき所は
雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。
(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。