明日8日(金)の関東はさらに冷え込みが強まって、東京都心でもひと桁の気温が予想され、マフラーやコートの出番となるでしょう。ただ、寒さは続かず、来週はまた日中は20℃くらいの気温となり、その後も平年より高い気温が続きそうです。
明日8日(金)朝 各地でひと桁の気温 関東で今季初の「初霜」か
日本付近には、この時期としては寒気が流れ込んでいます。明日8日(金)は朝から各地で晴れて、風が収まるため、朝の冷え込みが強まる予想です。最低気温は10℃以下の所がほとんどとなり、東京都心でも8℃の予想で、今シーズン初めて10度を下回るでしょう。マフラーやコートの出番となりそうです。
関東北部では、山沿いで氷点下の冷え込みとなる所があるでしょう。宇都宮は3℃の予想で、霜が降りる可能性があります。「初霜」が観測されれば、関東では今シーズン初めてとなります。
日中の最高気温は15℃~16℃くらいの所が多いでしょう。平年より2℃くらい低く、昼間も空気はヒンヤリと感じられそうです。明日も一日上着が必要でしょう。
来週は気温高い 日中は薄着で過ごせる陽気
明後日9日(土)も、朝は各地で10℃以下の冷え込みとなり、日中は晴れても気温の上がり方は鈍いでしょう。
ただ、日本付近の寒気は次第に抜けるため、この寒さは続きません。10日(日)と11日(月)は、気圧の谷や湿った空気の影響で南部を中心に雲が広がりやすく、雨の降る所もありますが、寒さは緩みそうです。
12日(火)以降は、また平年より高い気温となり、日中は20℃前後まで上がる予想です。日差しの下、長袖のシャツなど、薄着で過ごせる陽気となりそうです。朝晩も冷え込みは強まらないでしょう。
高温の傾向が続く 1か月予報
今日気象庁が発表した最新の1か月予報によると、日本付近の上空の気温は平年より高い予想で、関東甲信ではこの先も気温の高い傾向が続く見通しです。また、「高温に関する早期天候情報」が発表され、11日(月)ごろからは気温が平年よりもかなり高くなると予想されています。
季節の進み方はゆっくりで、紅葉の色づきもゆっくりと進むため、見ごろは平年よりも遅いでしょう。
なお、今月中旬ごろにかけては、低気圧や前線、湿った空気の影響を受けやすいため、晴れる日は平年より少ない予想です。向こう1か月の日照時間は平年より少なく、降水量は平年より多いでしょう。