関東 3連休は行楽日和 ただ「2K」に注意 服装選びの目安は? 衣替えはいつ?

tenki.jp tenki.jp

12日土曜からの3連休、関東では行楽日和の続く所が多いでしょう。ただ、「急な雨」と「寒暖差(気温差)」の2Kに注意が必要です。3連休明けも、日中は半袖で過ごせる日もありますが、朝晩は羽織る物が欠かせなくなりますので、そろそろ長袖への衣替えを進めて下さい。

3連休の注意点① 急な雨

12日土曜からの3連休、予想天気図を見ますと、本州付近は秋の高気圧に覆われるでしょう。このため、関東では広い範囲で「秋晴れ」が続きそうです。洗濯日和の所が多く、スポーツなど行楽にも良さそうです。

ただ、3連休の注意点が2つ。

1つめの注意点は「急な雨」です。

特に12日土曜は、湿った空気の影響で、午後は、関東の内陸部を中心に「急な雨」の降る所があるでしょう。千葉や茨城など沿岸部でも、お出かけには雨具をお持ちになると安心です。傘マークがなくても、洗濯物は、早めに取り込むのが良さそうです。

13日日曜と、14日月曜スポーツの日は、今のところ、比較的、安定して晴れる見込みです。ただ、お出かけ前には、最新の予報をチェックして下さい。

3連休の注意点② 寒暖差(気温差)

もう1つの注意点は「寒暖差(気温差)」です。

3日間とも晴れることで、夜から朝にかけては、放射冷却が強まるでしょう。

「放射冷却」とは、物が外へ熱を出して、冷えることです。例えば、寒い夜に、布団をしっかりかけて寝れば、朝まで体が暖かかったはずなのに、布団をかけずに寝てしまうと、体が冷えてしまいます。

これと同じで、夜から朝にかけて曇りの天気だと、雲が布団と同じ役目をするので、地面近くの熱は空へ逃げにくく、あまり冷えません。一方、風が弱く晴れていると、布団と同じ役目をする雲がないので、地面近くの熱は、どんどん空へ逃げてしまうため、冷えてしまうのです。

3連休中の関東ですが、最低気温は15℃前後の所が多いでしょう。標高の高い所では10℃近くまで下がる所もありそうです。暖かい布団をしっかりかけて、お休みください。

一方、昼間は日差しが気温を押し上げる見込みです。最高気温は25℃を超える所もあり、昼間は、10月中旬とは思えない「季節外れの暑さ」が続きそうです。

3連休の注意点「急な雨」と「寒暖差(気温差)」は、どちらもローマ字表記では「K」から始まります。2つの「K」に、十分お気をつけください。

気温と服装の目安 衣替えはいつ?

この時期、一日の中で、気温の変化が特に大きくなるため、服装選びに迷う方も大勢いらっしゃると思います。

暑がりの方や寒がりの方、それぞれですが、一般的な「気温と服装の目安」を見てみます。

25℃以上なら「半袖シャツ」、25℃~20℃は「長袖シャツ」となっています。そして、20℃~15℃なら「カーディガン」、15℃~10℃だと「セーター」で、10℃近くなると「薄手のコート」が欲しいくらいです。

関東では、この3連休、昼間は「半袖シャツ」でも過ごせますが、朝晩は「カーディガン」など、羽織る物が必要でしょう。3連休明けも、同じような気温の日が続いて、朝晩は羽織る物が欠かせなくなりそうです。

ただ、10月下旬になると、昼間も、長袖の出番が増えそうです。半袖を少し残しながらも、この3連休に、少しずつ衣替えを進めていくのがオススメです。

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース