「マンホールを探す消防の方々
土に埋まりすぎてなかなか見つからないマンホール…
シャベルで穴掘りを始めた途端に猛ダッシュ
砂だいしゅき！で大興奮のつくし」
マンホールを探す消防署員さんに興奮する柴犬さんの動画がInstagramで話題になりました。
投稿したのは、飼い主さん（@27.tsukushi）。柴犬さんは、つくしちゃんといいます。1歳7カ月の女の子。飼い主さんによると、東京都新宿区内の公園でお散歩中、土に埋まってしまったマンホール（※）を探す消防署員さんたちをつくしちゃんが目撃。消防署員さんがシャベルで穴を掘り始めると…猛ダッシュで駆け寄ったとか。
動画には、穴を掘る消防署員さんを興味津々見つめるつくしちゃんの姿が映し出されています。そんな様子に「和みました」と癒される人たちが続出。たくさんのコメントが寄せられています。
（※消火の際にマンホールの中に水を吸い込む吸管を落とし、ポンプを使って地下から水を吸い上げるため、マンホールの場所を確認されていたようです）
「一緒に掘るのかと思いました。見てるのも楽しいのかなぁ～」
「めちゃ見てるー」
「素晴らしい社会科見学ですね」
「ここ掘れわんわん」
「本当に埋蔵金掘り当てたのかと」
「一緒に掘るのかと思いました。見てるのも楽しいのかなぁ～」
「厳しい現場監督ですね」
多くの人たちの心をわしづかみにした消防署員さんを見つめるつくしちゃん。撮影時のことを、飼い主さんに聞きました。
“監視”する柴犬さん どれくらいの時間眺めていた？
――マンホールを探していたという消防署員さんたち。こちらの場所は公園とのことですが。
「この日はお散歩中でしたが、広場で子どもたちがたくさん遊んでいました。最初はその子どもたちと一緒に遊びたかったのか、動こうとせず子どもたちの近くで見学をしていました。すると、何かを探すように消防の方3人がシャベルを持って掘り始めたんです。それを見つけたつくしがボールをくわえたままそちらに猛ダッシュ！ かなりうれしかったのか、尻尾を振ったり、土をガン見してもっと掘ってほしそうにジャンプしたりしていました」
――つくしちゃん、ボールを口にくわえたまま掘る様子を見つめていましたね。
「いつも木の枝かボールをくわえる癖があるんです（笑）。その日の気分によって違いますが、埋めようとはせずくわえてるのが好きみたいです。彼女なりに落ち着くんだと思います」
――見つめるつくしちゃんに、消防署員さんたちの反応は。
「私が邪魔だよなと思い、すみませんすみませんって言ってたんですが…『大丈夫ですよ～』『一緒に掘ろうね～』『何歳なの～？』『お名前は～？』と、優しく声をかけていただきました。そのおかげで、つくしも楽しくあの場にいられたんです。お水やお砂を見るとものすごい勢いで毎回飛びつくので今回もすごくうれしいんだな、というのが伝わってきました！ 何かするわけでもないのに、ただただ掘るたびに砂がふわっとなるのがうれしいみたいです」
――どれくらいの時間眺めていたのでしょうか。
「15～20分くらいだったと思います。あまりにも、つくしが離れなかったので別のわんちゃんが何かあったのかと思ったと心配するくらい（笑）。それでも帰ろうとしなかったので抱っこしてその場をあとにしました」
マンホール1つは見つかったが・・・
――ところで、マンホールは見つかった？
「2つのマンホールを探していて1つ目はすぐ見つかったんです。2つ目は私がいる間は見つからず、気になって次の日見に行きましたがすでに埋められてしまっていました。私も一緒に探してたのでその後どこにあったのかめちゃくちゃ気になります」
――そんな好奇心旺盛なつくしちゃんですが、普段はどんなワンちゃん？
「柴犬特有の神経質さがあまりなく、とにかく人も犬も好きな犬です。何というか本当にすっとこどっこいで、自分の要求は必ずおしゃべりしながら伝えてきます」
――つくしちゃんに“弟分”もいるとか。
「どんぐりです。つい最近やってきた“弟”でトイプードルの4カ月の男の子。つくしは犬と遊ぶのが大好きなのですが、初日は少し困った感じでした。でも、やはり遊びたいみたいで、つくしは遊びに誘う時に相手に口でつんつんするんですが、どんぐりにもそれをやっていて安心しました」
シャベルで穴を掘る消防署員さんを楽しそうに見つめるつくしちゃん。またマンホールを探す消防署員さんたちに会えるといいですね（笑）。
