北京五輪金メダリスト石井慧が退院、やせた顔に微笑み 後遺症も「命救ってくれた病院に感謝」「よかった」「ご自愛ください」

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2008年、北京五輪で金メダルを獲得した石井慧選手
2008年、北京五輪で金メダルを獲得した石井慧選手

北京五輪柔道金メダリストの石井慧さん(37)が16日、インスタグラムを更新し、命の危機があった入院から退院したことを報告しました。

石井慧さんは11日、「予期せぬ病と闘っている」と2週間で3度の緊急手術を受けたことを告白し、様々なチューブにつながれ、ベッドに横たわった写真に病状を心配する声が上がっていました。

石井慧さんは16日のインスタグラムで花束を手に病院前に立った写真を投稿し、英語の文章で「やっと退院しました。実は数週間前に敗血症になってしまいました」と敗血症だったことを明かしました。「最後の手術は8月5日で、昨日まで抗生物質の点滴をしていました」「体重は97キロに落ちました。上半身は麻痺しています」と筋骨隆々だった肉体がやせ、後遺症が残っていると説明しました。

今後については「リハビリのために病院に通い続け、血液検査やMRIなどをチェックしなければなりません」としつつ、「命を救ってくれたあいちせぼね病院に心から感謝します。私を治療するためのチームを結成してくれました」と入院先の医療スタッフに礼を述べました。

また、入院の投稿に対し、「祈ってます」「早く良くなって」などと励ましのメッセージが寄せられたことに対し、「たくさんの優しい言葉を送ってくれた皆さんに心から感謝します」と謝辞を述べました。インスタグラムには「良くなって本当によかった」「お身体をご自愛ください」とファンからねぎらいの声が届いていました。

石井慧さんは2008年北京五輪柔道男子100キロ超級で頂点に立った後、総合格闘家へ転向し、エメリヤーエンコ・ヒョードルやミルコ・クロコップ、ジェロム・レ・バンナ、ヒース・ヒーリングらトップレベルのファイターと拳を交え、約14年間のプロ格闘家生活を終えていました。

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