一般的に1歳半から2歳ごろに始まるといわれている子どもの「イヤイヤ期」。何をするにもイヤ!と返され、親は毎日のことに疲れ切ってしまい―。そんな状況を笑いに変える、ある親御さんの投稿がXで注目を集めています。
Xで「イヤイヤ期、1日でどれだけ『イヤ!』と言われるか数えてみた」と投稿したのは、一児の母であるエディ(@Eddy813)さん。カウンターを使って1日息子さんの「イヤ!」を数えると、結果は驚きの157回でした。
疲れからついマイナスな気持ちになりがちな時期ですが、視点を変えて楽しむエディさんの投稿には「イヤイヤ期へのかわし方が天才すぎんか?!」「うちも始まったらこれしたい!」「イヤイヤ期始まったら真似しようかなーーー!」などのコメントが送られています。
現在2歳の息子さんは、エディさん曰く「楽しいと自我を保てなくなるお調子者で、でも小心者でママっ子です」。エディさんの旦那さんの性格を受け継いでいるのか「パパも楽しいと自我を保てなくなる人でお酒を飲んで鎖骨を2回骨折しています!そんなパパに見た目も中身もそっくりなので、頭を抱えています!」。
そんな息子さんのイヤイヤの頻度はすさまじく、特に空腹時は「イヤイヤフィーバータイム」に突入するんだとか。
「お昼ご飯を用意してる時にアイスが食べたいと言われて断ったらフィーバータイムが始まり、ご飯を用意し終わるまでに30回ぐらい言われました。隙を見てカウンターをカチカチ30回押してる時、清々しい気持ちになりました!」(エディさん)
そんな息子さんのイヤイヤっぷりから、エディさんの予想回数は1000回以上だったものの、いざ数えてみると157回で「意外と少ないな!っていうのが最初の印象です」。一方で、睡眠時間を除くと5分に1回「イヤ!」と言われていることが判明し、その頻度に笑いがこみ上げると同時に「ゾッとしました」とも語ります。
実はエディさんは、以前投稿した「イヤイヤ期届」がXで話題に。息子さんのイヤイヤ期を届出制にし、手形を捺して申請するというユーモアある投稿で、8万ものいいねがつけられました。
ユーモアの根底にあるのは「昔から転んでもただでは起きない」マインドだといいます。昔から何か困ったことや壁があっても、それをどうにか乗り越えてきたそう。幼い頃から素質があったのか、保育園の先生からはエディさんのお母さんに向け「こういう所を伸ばしてあげてください!」とアドバイスがあったほどだといいます。
「嫌な出来事があった時に嫌な気持ちで完結するんじゃなく、そこからプラスの出来事や感情に変換する感性は確かにあるかもしれません。そしてその後家庭環境が破滅してしまって、余計にその感性は強くなったのかなあと思います。負の感情に飲まれそうな時ほど、なにくそ!と躍起になります」(エディさん)
そんな持ち前の強いマインドもあり、息子さんのイヤイヤ期を笑いに昇華した今回の投稿は、前回を大きく上回る11.2万ものいいねがつけられています。
反響を受け、エディさんは「私のイヤイヤ期との奮闘をこんな大勢の人に見られて嬉し恥ずかしですが、同じくイヤイヤ期育児をしてるママさん達が私もやる!と言ってくれて、自己肯定感爆上がりです!育児、辛いことも沢山ありますが何とか頑張って行きましょう!」と語っています。