スマホの「位置情報ONに抵抗感がある」人は8割強…理由の2位は「バッテリーの消費が激しい」

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

「スマホの位置情報ONに抵抗感がある」人は8割強――そんな調査結果が、株式会社WACARU NET(東京都中央区)による「スマホの位置情報設定」に関する意識調査で分かりました。その理由としては、「プライバシー保護の観点で懸念や不安があるから」が最多となったそうです。

調査は、クラウドソーシングサービスに在籍する全国の10~70代の男女690人を対象として、2024年6月にインターネットで実施されました。

まず、「スマホの位置情報の設定状況」を尋ねたところ、「アプリごとに使い分けている」人が72.9%と圧倒的最多となり、以下「常にオフ」が14.3%、「常にオン」が12.8%と続き、位置情報機能を利用している人は多いものの、利用アプリを問わずスマホの位置情報を常にオンにしている人は少数派であることが分かりました。

また、「スマホの位置情報を活用して利用しているサービス」については、「地図アプリ」(37.8%)、「天気予報アプリ」(22.0%)、「乗換案内アプリ」(11.5%)など、日常を便利にするアプリが上位に挙げられています。

続けて、「スマホの位置情報をオンにすることへの抵抗感」について尋ねたところ、全体の85.8%が「抵抗を感じる」(やや抵抗を感じる56.2%、抵抗を感じる29.6%)と回答。

その理由としては、「プライバシー保護の観点で懸念や不安があるから」(54.7%)が最多となったほか、「バッテリーの消費が激しいから」(29.2%)、「データ通信量を消費するから」(15.8%)といった回答もみられました。

最後に、「スマホのプライバシー・セキュリティ設定に対する意識」を尋ねたところ、85.8%の人が「意識している」(やや意識している66.8%、強く意識している19.0%)と回答し、スマホのセキュリティに対する意識の高さがうかがえました。

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【出典】
▽株式会社WACARU NET/スマホの位置情報設定はみんなどうしてる?抵抗有無やプライバシー保護への意識も調査
https://wacaru-net.co.jp/location-information/

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