みなさんが仕事で使うのはどのようなバッグを使っていますか。株式会社FUMIKODA（東京都目黒区）が実施した「ビジネスバッグや環境問題」に関する関心について調査結果によると、ビジネス用のバッグ使用率は「リュック」が最も多く、4割弱を占めることが分かりました。では、「ビジネスバッグを買い替えたい」と思うのはどのようなタイミングがあるのでしょうか。
調査は、全国の20代以上の男女407人を対象として、2024年6月〜7月の期間にインターネットで実施されました。
まず、「普段、仕事でノートパソコンを持ち歩きますか」と尋ねたところ、「持ち歩く」と答えた人は35.4%となり、23年の調査結果と大きな変化はみられませんでした。
続いて、「使用しているビジネス用のバッグのタイプ」を複数回答で答えてもらったところ、「リュック」（38.2％）が最多となったほか、「ショルダーバッグ」（32.4％）、「トートバッグ」（28.7％）なども上位に挙がりました。
なお、ビジネスリュックの利用者を女性だけに絞ってみると、18年調査の9%から32%と大幅に増加していることから、女性のビジネスシーンにおけるリュック需要が大きく伸びていることがうかがえました。
また、「ビジネスバッグを買い替えたいと思うタイミング」については、「体に負担を感じた時」（42.8％）や「荷物が重い時」（39.3%）に回答が集まり、機能性や軽さ、耐久性を求めて買い替えを検討する人が多いことが読み取れました。
次に、「ここ数年のビジネスシーンでの服装の変化」について尋ねたところ、「服装がカジュアルになった」（47.8%）が半数近くを占め、年々カジュアル化が進んでいることが分かりました。
また、ビジネスシーンの服装の変化に応じて「バッグに求めること」を自由回答で答えてもらったところ、「オフィス系・カジュアル系どちらにも合うデザインだと嬉しい」「私服でもビジネスでも使えるデザインを求めている」「女性でもPC持ち運ぶ人が増えたが、女性用や可愛いものは少ない」といった意見が寄せられました。
最後に、「デザインや機能に差がなければ、環境に配慮したものを選びたいと思いますか」という質問には、約9割の人が「環境に配慮された商品を選びたい」（89％）と答えており、環境への関心が高いこともうかがえる結果となりました。
