「私が高校生だった頃に捨てられていた子猫を拾ったのも同じ日だったので、密かに運命を感じました」
どんちゃんは猫用トイレを理解しており、お迎え後、すぐに用を足してくれたそう。下痢が見られたため、動物病院へ連れて行くと、生後4カ月ほどであることが分かった。
「ガリガリに痩せて小さかったので、2〜3カ月くらいだと思っていました。家庭の事情で猫を飼うのが難しい状況だったため、病院で里親募集リストに登録しましたが、いざ引き渡すとなると心配になり、来ていた問い合わせは全てお断りしてしまいました」
こうして、どんちゃんは正式に家族の一員に。無邪気で寂しがり屋のどんちゃんに、家族は何度も笑顔を貰った。
「私と息子と娘には一緒にいてほしいようで、バラバラになっていると呼んで集めるんです(笑)」