動物病院が怖い→楽しいを叶えるアイデアが画期的!「どうしてもっと早く病院に…」を防ぐ取り組みとは?

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

少しずつ心を開いてくれるのが嬉しい

ーーカードを活用しているわんちゃんたちの反応はいかがですか…?

「特に子犬のうちから来院されている場合は効果が高く、動物病院であるにもかかわらず、喜んで走って入って来てくれる子がたくさんいます。また、継続的に通ってくれている子たちも、みんなとても喜んで当院に来てくれています。警戒心が強いと慣れるまで時間がかかる場合もありますが、そういった子が少しずつ心を開いてくれるのは嬉しいですね。他の病院ではいつも数人がかりで押さえつけられながら診察されていたという子が、慣れてくれると保定も必要ないほどお利口さんに注射を打てるようになったりと、恐怖心やストレスを感じさせずに診察を終われることが多いです」

◇ ◇

「動物病院」をもっと身近に

松岡院長によると、多くの動物病院で行われている子犬同士を交流させる「パピーパーティー」や「しつけ教室」などにも、犬たちに動物病院を楽しいところだと認識してもらえる効果が期待出来るそうです。

「動物病院を嫌ってしまうと、どうしても初期治療が遅れたり、大きな病気になってしまった場合に必要な治療が難しくなることもあり、悔しい思いをすることが多々あります。そういった子を少しでも減らすために、私たち動物病院のスタッフと飼い主様が協力して、『動物病院=楽しいことがあるかもしれないところ』に変えていけたらと思いますし、もっと動物病院を身近に感じてもらえたら嬉しいですね」(「かなで犬猫クリニック」松岡清彦院長)

◼︎「かなで犬猫クリニック」さんのHPはこちら

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