超熟に小動物混入、食パン10万個回収 敷島製パン「深くお詫び」購入者に返送呼びかけ

伊藤 大介 伊藤 大介

敷島製パンは7日、パスコ東京多摩工場で生産した「超熟山型5枚スライス」に、異物(小動物らしきものの一部)が混入したと発表した。異物が混入した商品は回収したが、念のため、同じラインで生産した「超熟山型5枚スライス」「超熟山型6枚スライス」計10万4千個を回収する。商品回収専用フリーダイヤル(0120-001-781、平日9時から17時受付)を設け、購入者に着払いでの返送を呼びかけた。

敷島製パンによると、5月5日に関東圏の購入者からメールで「パンの中に異物がある。小動物ではないか」といった趣旨の連絡が入った。7日にも別の購入者から同様の趣旨のメールが届いた。小動物は小型のネズミとみられるという。いずれのパンも同じ日にパスコ東京多摩工場で生産されたパンで、両購入者とも食べる前に混入に気付いた。

現在、異物混入により、健康被害の報告は出ていないが、敷島製パンは「お客さまならびにお取引先様、関係者の皆様には多大なご迷惑とお手数をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「原因究明と対策強化のため、当面の間、当該ラインを休止します」と対応を発表した。

対象商品は以下の通り。

商品名:
超熟山型5枚スライス(JANコード 4901820162922)
超熟山型6枚スライス(JANコード 4901820357380)
消費期限 :2024.5.7から2024.5.11
製造所固有記号/管理記号 :+P1/A・・(3桁の英数字がAから始まるもの)

回収対象数:約10万4千個

販売エリア:茨城県・群馬県・埼玉県・山梨県・新潟県・神奈川県・静岡県・千葉県・東京都・栃木県・福島県・青森県・岩手県・宮城県・山形県

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