ここ1週間の地震回数 昨夜は関東で最大震度4の地震 日頃から備えを

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ここ1週間の地震回数は、震度1以上が65回で、そのうち震度3以上の地震は3回でした。昨夜は茨城県北部を震源とする地震で最大震度4を観測しました。

ここ1週間の地震回数

上の図は、日本全体でこの1週間に震度1以上を観測した地震の震央を、地図上に示したものです。この7日間(4月18日9時30分~4月25日9時30分)では、震度1以上の地震を65回観測しました。

最大震度3以上の地震

震度3以上の地震は3回でした。

21日6時19分頃は紀伊水道を震源とするマグニチュード3.0の地震で、和歌山市で震度3を観測しました。また、23日14時29分頃は豊後水道を震源とするマグニチュード3.8の地震で、高知県宿毛市で震度3を観測しました。

さらに、昨夜(24日20時40分頃)には茨城県北部を震源とするマグニチュード5.0の地震で茨城県水戸市、日立市、ひたちなか市、常陸大宮市、城里町、東海村、土浦市、栃木県市貝町、千葉県野田市で震度4を観測しました。

上の画像の震央分布図では、どこで地震が頻発しているかを見ることができます。tenki.jpの「地震を知る」「万が一に備えて」と合わせて、参考になさってください。

地震に備えて

地震は突然襲ってきます。いつ揺れに見舞われても身を守ることができるように、日頃から以下のポイントを確認し、備えましょう。

①非常時の水・食料の備蓄、非常持ち出し品を準備しておいてください。備蓄には使った分だけ買い足していく「ローリングストック」をぜひ活用してください。
②家具の固定をしましょう。万が一、倒れてきた場合でも通路をふさがないような配置にしておくと安心です。また、ガラスには飛散防止フィルムを貼るなど、日頃から家の中の安全対策を徹底しましょう。
③地震が発生したときの連絡手段や集合場所について、あらかじめ家庭で話し合っておきましょう。
④普段通る道に危険な場所や物がないか確認しておきましょう。また、地盤の弱い場所や地震によって地盤の緩んだ場所は、雨などによって土砂災害が発生することがあります。前もって周囲の状況を確認しておいてください。

大きな地震が起きたら

緊急地震速報が発表されたり、突如揺れを感じたりした時も、慌てずに適切な行動がとれるよう、とるべき行動を知っておくようにしましょう。安全を確保するための行動例は以下の通りです。

①家庭では頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難してください。あわてて外に飛び出したり、無理に火を消したりしないようにしてください。扉を開けて避難路を確保することも大切です。
②エレベーターでは最寄りの階で停止させて、すぐに降りてください。
③街中ではブロック塀の倒壊等に注意しましょう。また、看板や割れたガラスの落下に注意してください。丈夫なビルのそばであれば、ビルの中に避難してください。
④自動車運転中はあわててスピードを落とさないでください。急ブレーキはかけず、緩やかに速度をおとしましょう。ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意を促してください。大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止してください。
⑤山やがけ付近では落石やがけ崩れに注意してください。

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