漫画『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』の作者「松本ひで吉(@hidekiccan)」さんは、旦那さんと息子くん、猫のガーラさんとヒョウモントカゲモドキのトカゲちゃんと暮らしています。ガーラさんは、旦那さんが実家から連れてきた陽気で面倒見が良い筋肉ムキムキの猫さんです。
そんなガーラさんが、窓際のクッションの上にいるのを見た松本さん夫婦。クッションがあるとはいえ「窓際は寒いよ〜」「膀胱炎に良くないな」と、テキパキとホットカーペットの電源を入れて、もたれやすいようにタオルを敷き、お布団でかまくらを作るふたり。
準備が整ったら、旦那さんがお姫様抱っこでガーラさんを連れてきます。そして「暖かくていいね〜!」とふたりで盛り上げながら、お布団でガーラさんを包みました。
しかしガーラさんは不満げな顔で布団から飛び出してしまい、そのままプンプンと怒りながら窓際に戻ってしまいます。
松本さんは単純で超イージーモードだった可愛い犬くんを思い出しつつ「女子って難しいなぁ」と思います。犬くんなら、「このボールいいね!いいね〜!」と言えば、興味のなかったボールでも欲しくなっていたこと思い出し、ガーラさんにも追撃してみることにしました。
ホットカーペットの上で「ここはあったかいなぁ!」と気持ちよさそうに寝転がってガーラさんにアピールしてみますが、ガーラさんはグッと我慢したように窓際にうずくまります。その様子を見ながら「あげた拳を振り下ろせないでいる…」ガーラさんの気持ちを理解する松本さんなのでした。
「ニャンコはなぁ…時として気まぐれで頑固だからなぁ…」
「女子だねぇーw」
「自分が反抗期だった頃の親とのやり取りを思い出しました笑」
「お二人のベッドメイキングぶりに笑いました(笑)みんなやりますよね〜😂」
投稿された漫画にはこんなコメントが寄せられ、猫さんの行動に理解を示すみなさん。松本さんにお話を聞きました。
──ガーラさんの膀胱炎を心配する声がたくさんありました。今はどんな感じなのですか?
とても元気です。ちょっと塩分のつよいものを食べたり冷えたりするとすぐ血尿なのでおしっこチェックは欠かせません。強めの血尿の時は夫がむりやりお薬を飲ませますが、そうなると夫の方がガーラさんより多くの流血をすることになります。
──それは…お互いのためにひどくならないように気をつけなくちゃいけませんね。犬くんはお薬飲むのも楽勝でしたが、猫さまは…
猫さまはお医者さんも驚くほどのお薬嫌いさんだったので、考えたくもないです…。本当に大変だった…。犬くんはお薬もぐもぐのいいやつでした。
──猫さまに薬を飲んでもらおうといろいろ工夫されていた頃の漫画を思い出します。ガーラさんは結局ずっと窓際にいたのですか?
寒いことに気が付いても、お外を楽しんでいますとやせ我慢をしてしばらくいました。その後自分で見つけたあったかい場所に移動していました。
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