「これはびびる…」風呂場から悲鳴→駆けつけると!?家族が見たものは…

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「風呂場から家族の叫び声が聞こえてきたので駆けつけたら、すんごい怒られた」

造形作家として活動されているデゴチさん(@degochi)が、X(旧Twitter)に家族に怒られてしまったエピソードを投稿しました。

こちらが、その時の風呂場の風景。

暗がりのなか、シロクマの着ぐるみが吊るされています。いきなりこんなものを見たら、ビックリするのは当然です。しかも、着ぐるみを吊るした犯人は、なんとデゴチさん本人でした。

「お風呂のドア開けてこれがあったら、どう思うか分かる!?」

と怒り心頭の家族に、デゴチさんはただ謝るほかなくなってしまったとのことです。そんなヒトコマを綴ったポスト。リプ欄にも多くの反響が寄せられました。

「これはびびる…」
「狩ったシロクマの毛皮を干してるのかと思った…」
「似たような経験あるので怖さがとってもわかります笑」
「外に干したらニュースになるし、中で干したら御家族がwwww」
「洗濯挟みが目と上手い具合に重なって遠目で見るとこっちを見ているようになってますね…」

着ぐるみは投稿者が自作したものでした

実は、この着ぐるみは、デゴチさんの自作。何でも、デゴチさんは学生時代から、シロクマの着ぐるみを作り続けているそうです。

「スノーボードに行った時、雪山の茂みの中から、リアルなクマの着ぐるみを着て飛び出したら友人が驚くかなぁ――というイタズラを考え、着ぐるみを作りました」(デゴチさん)

当初は買うことも検討しましたが、当時市販の着ぐるみには、デフォルメされた可愛いデザインのものしかなかったといいます。そこで、買うのを諦めたデゴチさん、リアルなものを自分で作ることにしたといいます。

最近では、動物園のガイドボランティアや、アーティストのMV、テレビCM、その他イベントなどで、着ぐるみの貸出や出演依頼を受けることもあるそうです。なんと、人気テレビドラマシリーズ『相棒』にも、使用されたことがあるとか。

今回も依頼があって、着ぐるみを貸し出していたといいます。そして、返却された着ぐるみをクリーニングし、浴室乾燥機を使って乾かしていたそう。不運なことに、ご家族はそのタイミングで浴室を覗いてしまったのですね。

「家族は『ぎゃっ! んもう〜ちょっとぉー!』という声をあげていたと思います。私は本当に驚かせて申し訳ないなぁと反省しきりでした」(デゴチさん)

思わぬ理由でご家族を怒らせてしまったデゴチさん。しかしながら、ご家族もデゴチさんが普段からこのようなものを作っていることを知っていたため、「次は張り紙などするように」と言って、許してくれたとのこと。理解のあるご家族で良かったですね。

  ◇  ◇

造形作家として活動されているデゴチさん。シロクマの着ぐるみ以外にも、さまざまなものを制作されています。最近では、全長60センチの公道も走れる世界最小バイク『MOTTOMO COMPACT』を制作。

4月27日・28日には、京都のけいはんなオープンイノベーションセンターにて開催された「Maker Faire Kyoto 2024」にて、その改良版となる『MOTTOMO COMPACT 改』を出展しました。試乗できるデモ走行会も行ったとのこと。

また、2020年より、科学系ライター集団「薬理凶室」にも所属。工作の記事などを担当されているほか、YouTubeにて工作の動画も公開されています。

■デゴチさんのX(旧Twitter)はこちら
 →https://twitter.com/degochi

■デゴチさんのブログ『カシャゴ製作所』はこちら
 →https://degochi.blog.ss-blog.jp/

■「Maker Faire Kyoto 2024」の詳細はこちら
 →https://makezine.jp/event/mfk2024/

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