明日17日は天気急変に注意 18日にかけて黄砂飛来 週末は夏日続出 暑さ対策必要

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明日17日(水)も大気の状態が不安定で、所々でにわか雨や雷雨がありそうです。落雷やひょうなどにご注意ください。18日(木)にかけて黄砂が広い範囲で飛来するでしょう。週末は夏日が続出するため、暑さ対策が必要です。

明日17日(水) 天気急変に注意 落雷やひょうなどに注意

明日17日(水)の昼頃にかけて、九州から関東甲信、北陸では天気の急な変化に注意が必要です。

上空の寒気と暖かく湿った空気の影響で、大気の不安定な状態が続くでしょう。
九州は今日16日(火)の夜にかけて、中国、四国、近畿、北陸では明日17日(水)の朝にかけて、東海や関東甲信は昼頃まで所々でにわか雨がありそうです。局地的に雨雲や雷雲が発達するでしょう。

竜巻などの激しい突風や落雷、急な強い雨にご注意ください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、近くの頑丈な建物の中に移動するなど、身の安全を確保しましょう。また、ひょうが降るおそれがありますので、農作物の管理にもお気をつけください。

ひょうの被害を防ぐには

今日16日(火)は、昼過ぎに「中国地方でひょうが降った」というSNSで投稿がありました。明日17日(水)の午前にかけて、ひょうが降るおそれもありますので、注意が必要です。

ひょうが降ると、人や車の損傷、窓ガラスが割れる、農作物の落下や裂傷、などの被害をもたらします。ひょうの中には、みかんやソフトボールくらいの大きさになるものもあり、大きければ大きいほど、落下速度が速くなるので、被害が大きくなるおそれがあります。ひょうが降る場合は、次のような方法で、被害を最小限にとどめたいものです。

①ひょうが人へ当たると、ケガをしてしまいます。また、屋外に駐車した車に、ひょうが落ちてくると、傷がついてしまいます。ひょうが降ってきたら、頑丈な屋根のある建物の中へ避難しましょう。
②家の窓ガラスに、ひょうが当たると、ガラスが割れてしまいますので、雨戸やシャッターがあれば閉めておくのがおすすめです。雨戸やシャッターがなければ、カーテンを引いておくだけでも、割れたガラスが室内に飛び散るのを、少しでも防ぐことができます。
③農作物は、事前に網で覆うと、ひょうが直接当たることを防ぐことができます。網は、なるべく目の細かい物を使用してください。また、ひょうが網の上にたまると、その重みで、網が破けることもありますので、網をしっかり取り付けることが大切です。

18日(木)にかけて 広い範囲で黄砂が飛来

18日(木)にかけて、北日本から西日本の広い範囲で黄砂飛来するでしょう。見通しが10キロメートル未満になり、5キロメートル未満となる所もありそうです。

量が少ないと遠くの景色がぼんやりかすむ程度ですが、黄砂の量が増えるにつれて、車や洗濯物などが汚れてしまったり、飛行機など交通機関に影響が出たりすることがあります。晴れていても、洗濯物は部屋干しにしたり、外出するときはマスクをつけたり、対策を心がけてください。

もし、車が汚れてしまったら、いきなりタオルなどで拭き取らず、たっぷりの水を使って洗い流しましょう。黄砂を放置するとは雨によって粘土のようにしつこくこびりついて、剥がれにくくなりますので、早めに流した方が良さそうです。

週末にかけて夏日続出 暑さ対策を

20日(土)にかけて、沖縄や九州から関東甲信では最高気温が25℃以上の夏日地点が増えるでしょう。
身体がまだ暑さに慣れていない時期です。屋外で長い時間、作業される方やスポーツされる方は、こまめな水分補給に加えて、休憩も心がけてください。

日頃から体を暑さに慣れさせる「暑熱順化」が大切です。個人差もありますが、暑熱順化には数日から2週間程度かかります。暑くなる前から余裕をもって、適度な運動するなど、暑熱順化のための動きや生活を始めましょう。

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