バストの大きさと聴診の難易度の関係性がSNS上で大きな注目を集めている。きっかけになったのは
「『おっぱいが大きい人の聴診は嬉しいですか?』という小学生みたいな質問来てた 嬉しいどころか邪魔だし音聞きにくいしどこに聴診器置いていいかいまだによくわからんしメリットはない。」
という麻酔科医・りん先生さん(@doctor_rin_)の投稿。
なぜ女性のりん先生さんにこのような質問があったのかわからないが、バストの大きさが聴診に与える影響に興味を持つ人は多いようだ。
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「心臓や肺の異音、喘鳴を見つける為なのに
胸がデカくて嬉しい訳がないのである」
「お相撲さんの聴診器ってやっぱり難しいんだろうか?」
「同性のかかりつけ医に『ごめんちょっと持ち上げといて』と言われた事があります。」
など数々のコメントが。
また医療従事者とおぼしきユーザーからは
「心電図貼るのは悩む😕」
「プライベートは巨乳派だが聴診のときはほんまに邪魔」
「これマジですごいわかるわ
大きなおっぱいは心音も肺の呼吸音も聞きづらいです。
特に、心音聴取部位の動脈弁領域は谷間に当たる位置、房室弁領域は完全に左のパイパイなので、デカければデカいほど聞こえない
谷間が深い人ほど谷間に聴診器突っ込まないとろくに聞こえないので、『この医者変態だ』と思われるリスクも上がる
多分同じ原理で心電図も取りづらいし、胸のレントゲン🩻も肺野が白くなりすぎて読影しづらいだろうな
はっ!!ペチャパイこそ正義なのでわ???」
という声もあった。
りん先生さんにお話を聞いた。
ーーバストが大きい方の聴診の難しさについて、あらためてお聞かせください。
りん先生:胸が大きい方は胸の分厚さの分、心臓から聴診器までの距離が離れてしまい心音や呼吸音が聞き取りにくいです。また、セクハラを疑われないために服の上や下着の上から聞くので余計に聞きにくかったりします。世間一般で言われるほど巨乳は嬉しくないです(笑)。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください
りん先生:正直こんなに反響があるとは思いませんでした。ツイートを思いついたのは後輩から「変なこと聞きますけど、大きすぎる胸の人って聴診困りません?いやらしい意味ではなく、聴診器をどの位置に置いていいか置き場に困るし、胸が分厚いぶん音も聞きにくいですよね。時間がかかるとそれはそれで下心があるんじゃないかと疑われそうだし。。やりにくいっす…」と言われたことがきっかけです。思わぬところにバズの種が隠れているんですね(笑)。
医師ならみんな思いそうなことでも、一般の方から見ると面白いツイートなんだなと思いました(笑)。これからも当アカウントのポストを楽しんでいただければと思います。
◇ ◇
今回の話題を提供してくれたりん先生さんは若手医師の働き方やワークライフバランスについてSNSやブログ「りん先生のすとれすふりードクター」で日々情報発信している。ブログには医療アルバイト情報も掲載しているので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
【りん先生さん関連情報】
▽Xアカウント
https://twitter.com/doctor_rin_
▽ブログ「りん先生のすとれすふりードクター」
https://stressfree-doctor.com/