2024.03.10(Sun)

日本人は質のいい睡眠が足りていない？アンチエイジング研究家が開発した「睡眠サプリ」とは

日本では「寝ないで頑張るのが美徳」と考えている人も中にはいるが、睡眠不足は百害あって一利なし。「エイジングケア的にも体にもよくない」とアンチエイジング研究家の富田マユミさんは指摘。睡眠障害に悩まされた自身の経験もいかし、快適な睡眠空間をサポートする「睡眠サプリ」を開発した。3月5日からクラウドファンディングもスタートし、注目を集めそうだ。

美容・健康商品を試した数はなんと数万点！

現在、アンチエイジング研究家、商品開発プロデューサーとして活躍する富田マユミさん。かつて、大手化粧品会社の商品開発およびマーケティング業務に従事し、新商品の提案・企画を7年間担当後、独立した。

その後はプロダクトアドバイザーとして商品企画開発に携わり、出版社でエディターとしても活動したキャリアがあり、美容健康商品開発歴は25年のベテランだ。

この間、自ら美容・健康商品を試した数は数万点。富田さんは「アンチエイジングにも美容にも健康にもかかわってくるのが睡眠」と指摘する。

実は富田さんは就職していた時代に睡眠の質を落とし、健康を害して、医師に診てもらったことがある。

「自律神経を患い、睡眠障害まで引き起こし、体調も悪くなりました」

それからは、睡眠の大切さを痛感。現在の睡眠について次のように語り、警鐘を鳴らしている。

「海外に比べても日本人は圧倒的に睡眠が足りていない。昨年の猛暑では、自立神経をこわし、眠りの質が悪い人が続出しています」

多くの方の声を受けて立ち上げた睡眠に特化したブランド　

富田さん自身の経験からも「質のいい睡眠」が重要課題と考え、また「睡眠はエイジングケアにもつながる」と、医師など専門家の意見も聞きながら、2023年12月に立ち上げたのがエイジングケアと睡眠に特化したブランド「Mi.sou(美奏)」だ。

「これからは対処療法ではなく、健康や美容のために現代人に必要なのはズバリ予防だと思っています」。そのためにはまず最初に睡眠改善のための健康商品を作ろうと思ったのだそうだ。

「寝られないから枕を変えた人はたくさんいます。しかし、眠る前に質をあげるサプリを取り入れる意識は日本ではまだまだ薄いと思います。これからは予防の観点からも寝る前に飲んで睡眠の質を向上させグッスリ眠るサプリを広げていきたい」

そこで生まれてきたのが、快眠をサポートする「PLX睡眠サプリ」（60粒入り1万780円税込）だ。夜、眠る1時間前に飲めば、体がリラックスでき、質のいい睡眠に導いてくれるとのこと。試した人の多くが「朝の目覚めがよくなったし、睡眠の大切さを考えるようにもなった」という声を聞かせてくれた。

このサプリに含まれる成分として注目されるのがヨーロッパではよく知られている天然ハーブ「レモンヴァーベナ」だそう。レモンのような香りがし、鎮静作用や消化促進作用、喉や鼻の不快感を緩和する作用などがあるという。

「サプリで使用するのは業界で初めて。このレモンヴァーベナを主体に、ギャバ、テアニン、トリプトファンを配合しています。2カ月飲んだ方が3カ月目飲まなくても睡眠の質が向上したというデータもあり、自然治癒力を上げるという実験結果が出ています」と富田さんはうなずく。

そして、朝用「NMN若返りサプリ」（30粒入り1万2980円税込）も開発している。こちらはビタミンの中に含まれる成分の1つで、若々しさを保つために必要な「NMN（ニコチンアミド・モノヌクレオチド）」と、抗酸化作用を持つポリフェノールの一種「レスベラトロール」に着眼。それに加えて脳の働きを改善するPQQや、ミトコンドリアを活性化させて、老化スピードを明らかに落とす5-ALA、ホルモンバランスを整える亜鉛を配合している。

富田さんは「両方を飲むことで生活サイクルが整い、相乗効果になる。特に頭を使う方は脳の記憶向上にも良いです。その結果としてピンピンコロリを目指し、寝たきりの方や認知症の方も減らしていきたいというのが私の抱負です」と力を込めた。