コロナ禍を経て日本国内の未使用のマスクは約9.6億枚に――そんな調査結果が株式会社サン・スマイル(東京都港区)の調査で分かりました。また、埋蔵マスクが増える理由としては、「コロナ禍で大量に購入したものが余っているため」が最も多くなったそうです。
調査は、全国の20~30代の男女6630人を対象として、2024年1月にインターネットで実施されました。
調査の結果、全体の49.1%が「使用しない埋蔵マスクを持っている」と回答。さらに、マスクをつける習慣がある20~30代男女の一人当たりの平均保持枚数は「74枚」であることが判明しました。
この結果から、日本の埋蔵マスク数は20~30代だけで「9億5678万3222枚」に上る計算になるといいます。
また、「未使用マスクが増える理由」としては、「コロナ禍で大量に購入したものが余っているため」(58.4%)が最多となったほか、「気に入ったデザインや機能のマスクができ、未使用マスクを使用しなくなった」(37.0%)や「未使用のマスクのデザインや機能が気に入っていないため」(22.5%)などの回答も挙げられたそうです。